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山田太郎(仮名)のメモ帳

生き方、時間術、プレゼンやコミュニケーション、人材育成などについて日々の気づきを書いていきます

【本の紹介】職場の問題地図

職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方

職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方

おすすめ度:★★★★★(5/5。おすすめ!)

読了日:2017/05/18

底本:マニャーナの法則
yamadakameimemo.hatenablog.com

1.読んだ目的

チームによりうまく働いてもらうための指示出し、上司とのつきあい方を学ぶ

2.本の概要

「帰れない職場」の11の問題と解決策をわかりやすく楽しく解説した本。手書き風味の「問題地図」と軽妙な語り口が親しみやすく頭に入りやすい。

内容、読みやすさともにかなりレベルが高く、「残業だらけの職場」に悩まされている人にぜひ読んでほしい

3.ポイントと示唆、すること

✔︎行動チェックリスト
◻︎「目的」「成果物」「関係者」「インプット」「効率」の「仕事の5要素」を常に意識して仕事やコミュニケーションをすると抜けも少なく効率がよい
◻︎報連相は「すみません。〇〇の件についてご相談があります。2点、3分、時間を下さい」のように定型化して習慣化するとよい
◻︎話しかけられて何をしてほしいかわからない時は「報告?連絡?相談のどれですか?」と確認し「〇分ならいいよ」と期限を示す
◻︎「トラブル対応の件ね。大変だったね!」のように、復唱に感情を示す言葉を加える(リ+感情ワード)で話を聴く
◻︎打ち合わせの最後には「決定事項・宿題事項・次の打ち合わせ日程」の3点セットを確認する
◻︎依頼を受けた時は「松竹梅」で成果と提出目安の選択肢を提示できるとよい
◻︎最低限の「あたりまえ部分」の属人化はマニュアル化等で対応し、脱属人化できないものは優先度を下げて対応する
◻︎大事なメンバーに悲しい思いをさせないためにも、「何を」「どこまでやるか」は数字にして伝える
◻︎金銭以外にも、共感や感謝、期待を伝える、得意分野を任せるなど報い方はある


①「目的」「成果物」「関係者」「インプット」「効率」の「仕事の5要素」を常に意識して仕事やコミュニケーションをすると抜けも少なく効率がよい
【示唆と行動】
→「当たり前」の内容ではあるが自身を振り返ってみても確認したりしなかったり。やはり基本を「確実に」行うことが大事か
→いつも胸ポケットに入れているメモ帳にカード化して入れ、声かけを受けるたびに見直す

報連相は「すみません。〇〇の件についてご相談があります。2点、3分、時間を下さい」のように定型化して習慣化するとよい
【示唆と行動】
→胸ポケットのメモ帳に定型文のメモを入れておき、上司や同僚に話しかける前に毎回見る

③話しかけられて何をしてほしいかわからない時は「報告?連絡?相談のどれですか?」と確認し「〇分ならいいよ」と期限を示す
【示唆と行動】
→実行(ただしつっけんどんな言い方にならないように)

④「トラブル対応の件ね。大変だったね!」のように、復唱に感情を示す言葉を加える(リ+感情ワード)で話を聴く
【示唆と行動】
→実行。感情ワードは「おつかれさまでした」ばかりにならないように&気持ちを込めて

⑤打ち合わせの最後には「決定事項・宿題事項・次の打ち合わせ日程」の3点セットを確認する
【示唆と行動】
→①の「仕事の5要素」のカードの裏に書き、打ち合わせ冒頭に手元に開いて置いておく(最後に出そうとすると忘れる)

⑥依頼を受けた時は「松竹梅」で成果と提出目安の選択肢を提示できるとよい
【示唆と行動】
→ 3種類は厳しくても、仕事の5要素を確認した上で「しっかりコース(依頼そのまま)」の他に「スピードコース(簡単だけど早い)」も提示してみる

⑦最低限の「あたりまえ部分」の属人化はマニュアル化等で対応し、脱属人化できないものは優先度を下げて対応する
【示唆と行動】
→まずは属人化が当たり前部分なのか付加価値部分なのかの見極めから。当面は当たり前部分のマニュアル化に注力

⑧大事なメンバーに悲しい思いをさせないためにも、「何を」「どこまでやるか」は数字にして伝える
【示唆と行動】
→「何をやるか」は明示しているが「いつまでにやるか」はあまり明示していない(「どこまでやるか」の一種)
→指示は必ず締め切りとセットで伝える

⑨金銭以外にも、共感や感謝、期待を伝える、得意分野を任せるなど報い方はある
【示唆と行動】
→「リ+感情ワード」とサンクスカードで共感や感謝、相手の「得意技」を聞きそれに沿った仕事を任せる

★示唆のまとめ(統合)

「当たり前」のことを定型化して習慣化することが大事

4.3か月後にどうなっていたいか

「仕事の5要素」と「声かけの定型文」を毎回確実に使えるようになっている

こんな人におすすめ!

「帰れない職場」の11の問題と解決策をわかりやすく楽しく解説した本。手書き風味の「問題地図」と軽妙な語り口が親しみやすく頭に入りやすく、特に「すみません。〇〇の件についてご相談があります。2点、3分、時間を下さい」という「報連相の定型文」が印象に残りました。

内容、読みやすさともにかなりレベルが高く、「残業だらけの職場」に悩まされている人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/

今回の本

職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方

職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方

【本の紹介】敏感すぎる自分を好きになれる本

「敏感すぎる自分」を好きになれる本

「敏感すぎる自分」を好きになれる本

おすすめ度★★★★☆(4/5)

読了日:2017/05/15

底本:内向型人間の時代

yamadakameimemo.hatenablog.com

1.読んだ目的

自分との付き合い方を知り、もっとラクに生きるために購入。

2.本の概要

日本では数少ないHSP(Highly Sensitive Person=非常に敏感な人々)の臨床医による、HSP自身とその周りの人に向けたわかりやすい本。内外の刺激に敏感で疲れやすいHSP(敏感すぎる人)である自分を受け入れ、その上で行動を変えればHSPは対応可能とのこと。

(ただ、私自身はHSPの要素に当てはまる部分は多いものの、クリエイティブさや繊細な気配りなど、あまり当てはまらない部分もあるように感じた。個人的にはHSPよりは「内向型」に関する書籍の方が自分により合っているようだ)

3.ポイントと示唆、すること

✔︎行動チェックリスト
◻︎世の中には「自分の内外の刺激に対して敏感な気質を持つ人」(HSP)が15〜20%いる
◻︎HSPはストレスを感じやすいため「適度なストレス」の範囲が狭く、疲れやすい。「そういうもの」であり与えられた条件として受け入れる
◻︎HSPは非HSP以上に「自分のペースで進める」ことが重要
◻︎自分自身の心と体の状態を「日々ふり返る癖」をつけ、自分のHSPの傾向について理解するとよい
◻︎HSPの疲れやすさは気質的なもので、善悪の対象ではない。疲れやすい自分を認めるのが第一歩
◻︎自分が疲れやすいことを自覚し、"疲れていなくても"定期的に休憩をする(「頑張ろう」は疲れのサイン)


①世の中には「自分の内外の刺激に対して敏感な気質を持つ人」(HSP)が15〜20%いる(p23、29)
【示唆と行動】
→それなりにはいる。「自分だけ」では決してない
→気質なので努力や精神論でどうこうするものではない。「そういうもの」であり与えられた条件として受け入れる

HSPはストレスを感じやすいため「適度なストレス」の範囲が狭く、疲れやすい(p58)
【示唆と行動】
→日々の観察で自分の「ストライクゾーン」を知り、それに合わせるのが他の人より重要
→「仕事の種類」によるストレスの違いも意識して

HSPは非HSP以上に「自分のペースで進める」ことが重要(p61)
【示唆と行動】
→基本は自分のペースで。遠慮しすぎは周りの損にもなる(力を発揮できないので)

HSPの生きづらさは後天的なものであり、対応可能(p73)
【示唆と行動】
→気質は変えられなくても、行動を変えることで対処できる

⑤自分自身の心と体の状態を「日々ふり返る癖」をつけ、自分のHSPの傾向について理解するとよい(p111)
【示唆と行動】
→特に「疲れているとき」と「調子がいいとき」の記録をする

HSPの疲れやすさは気質的なもので、善悪の対象ではない。疲れやすい自分を認めるのが第一歩(p123)
【示唆と行動】
→疲れやすい自分を受け入れ、そこから始める

⑦自分が疲れやすいことを自覚し、"疲れていなくても"定期的に休憩をする(「頑張ろう」は疲れのサイン)(p127)
【示唆と行動】
→1時間に1回の休憩を予定通りに取る
(今は忙しい時に延期対象になりがち)

★示唆のまとめ

敏感さは生まれ持った気質。敏感さ自体は変えられなくても、日々の記録で自分を知ることで対応は可能

4.3か月後にどうなっていたいか

疲れやすい自分を受け入れられている

こんな人におすすめ!

日本では数少ないHSP(Highly Sensitive Person=非常に敏感な人々)の臨床医による、HSP自身とその周りの人に向けたわかりやすい本で、「HSPは対応可能」との言葉に励まされました。

特に「自分自身の心と体の状態を『日々ふり返る癖』をつけ、『自分のHSPの傾向』について理解するとよい」と「『頑張ろう』は疲れのサイン」という言葉が印象に残りました。

「どうも自分は周りの人と比べ気にしすぎる、疲れやすい。そんな自分に罪悪感を感じる……」という人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/

今回の本

「敏感すぎる自分」を好きになれる本

「敏感すぎる自分」を好きになれる本

【本の紹介】内向型人間の時代

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

おすすめ度:★★★★☆(4/5)

読了日:2017/04/16

底本:なし

1.読んだ目的

内向型の自分の活かし方を知り、自分に合わせてもっとラクに生きる

2.本の概要

内向型の著者が内向型の良さと活かし方について様々な分析や事例などを基にまとめた本。やや「内向型びいき」で感情的な面もあるが、自分を見直し、より活かすよいヒントが満載の本

3.ポイントと示唆、すること

✔︎ 行動チェックリスト
◻︎内向型と外向型では「適切な刺激」が異なる。内向型は外向型より敏感であり、その「スイートスポット」に合わせて仕事や趣味、社交を設定するのがよい
◻︎内向型にとっての秘訣は、世の中の一般的なやり方に流されずに、自分の流儀を貫くこと
◻︎内向型は「ひとりで粘り強く続ける」力が高い。ひとりでいる時だけ人は「自分にとってやりがいのあること」にまともに向き合える
◻︎内向型リーダーは助言を受け入れやすく、能動的なチームメンバーの力を最大限に引き出せる
◻︎性格を変化させることはできるが、それには遺伝子の定めた限界がある
◻︎内向型でも、自分の強い信念や愛情に基づいて、限定された時間なら外交的に振舞うことは可能(その代わり、残りの時間は「自分らしく」あってよい)(自由特性協定)
◻︎信念に基づくコアパーソナルプロジェクトを探すには「子供の頃に大好きだったこと」「どんな仕事に興味があるか」「何をうらやましいと感じるか」がヒントになる
◻︎内向型は日常生活において「回復のための場所」をできるだけたくさん作る必要がある


①内向型と外向型では「適切な刺激」が異なる。内向型は外向型より敏感であり、その「スイートスポット」に合わせて仕事や趣味、社交を設定するのがよい
【示唆と行動】
→まずは「自分は周りと違う」と認識することから
→周りに遠慮しすぎず「自分を一番活かせる方法」を探す。それから必要に応じ妥協する

②内向型にとっての秘訣は、世の中の一般的なやり方に流されずに、自分の流儀を貫くこと
【示唆と行動】
→特に自分が特殊技能などで「ボトルネック」になる場合、「自分を活かせる=組織を活かせる」になる
→まずは記録を通して「自分の流儀」を見つけることから

③内向型は「ひとりで粘り強く続ける」力が高い。ひとりでいる時だけ人は「自分にとってやりがいのあること」にまともに向き合える
【示唆と行動】
→「1人でもすること」と「頼まれなくてもすること」(特に他の人がしていないこと)を気付いた時にEvernoteに記録し、「自分の核」の候補とする

④内向型リーダーは助言を受け入れやすく、能動的なチームメンバーの力を最大限に引き出せる
【示唆と行動】
サーバントリーダーシップとの相性が良い。自分が目指すならこちらだろう
→タイプが違っても、相手の努力や成果を積極的に認める。論評スキルを活かす

⑤性格を変化させることはできるが、それには遺伝子の定めた限界がある
【示唆と行動】
→「性質は変更はできるが修正はできない」(ドラッカー
→まずは自分を認める。その上で「自分の性質を活かしながらより成果をあげる(またはラクに活きる)には?」を考え、少しずつ実践する("がんばりすぎ"に注意!)

⑥内向型でも、自分の強い信念や愛情に基づいて、限定された時間なら外交的に振舞うことは可能(その代わり、残りの時間は「自分らしく」あってよい)(自由特性協定)
【示唆と行動】
→講師や飲み会(特に幹事)の時くらいは「限定された社交性」を出せないか試してみる(ただしそれ以外は「自分らしくしてよい」)

⑦信念に基づくコアパーソナルプロジェクトを探すには「子供の頃に大好きだったこと」「どんな仕事に興味があるか」「何をうらやましいと感じるか」がヒントになる
【示唆と行動】
「子供の頃に大好きだったこと」

・読書(ファンタジー)
ファミコン
テーブルトークRPGもどき
・裏山歩き
・ゲームのシナリオライターゲームマスター(あこがれの仕事)

→ファンタジーや未知の領域に惹かれていた?

「どんな仕事に興味があるか」

・自分のペースでじっくり集中して取り組める(あまり声をかけられない)仕事
・仕組み、マニュアル作り
・ブロガー?
・一人の時間が多い仕事
・後進育成

→「自分の興味を自分のペースでできる仕事」?

「何(どんな仕事)をうらやましいと感じるか(嫉妬するか)」

・一人で自分のペースで仕事をできる人
・文章を仕事にしている人
・「No」と言える立場の人

⑧内向型は日常生活において「回復のための場所」をできるだけたくさん作る必要がある
【示唆と行動】
→職場ならトイレ、ファミレス。自宅は自室、寝室、ソファ。その他スマホいじりなど?

★示唆のまとめ

内向型は気質であり、基本的には「自分を知る」ことで対応する。ただし、本当にやりたいことのために一時的に「がんばる」のはアリだし、もう1段高い自分のためにもなる

4.3か月後にどうなっていたいか

飲み会、接待の時は「自由特性協定」でもう少しだけがんばれる

こんな人におすすめ!

内向型の著者が内向型の良さと活かし方について様々な分析や事例などを基にまとめた本で、自分を見直し、より活かすよいヒントが満載されていると感じました。

「”内気”過ぎて回りとの付き合い方に悩んでいる、もっと楽に生きたい」という人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/

今回の本

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

【プレゼン・スピーチ】「自動運転」の限界

話し慣れたり、リハーサルの数をこなせば、さながら「自動運転」のように自然に口から言葉が出てくるようにはできる。

しかし、「自動運転のスピーチ」には人の心を動かす力はない。

「慣れ」はまだ通過点、そこまで行けたらいいさらに先を目指そう

【本の紹介】迷惑をかけないExcel

迷惑をかけないExcel

迷惑をかけないExcel

おすすめ度:★★★★★(5/5。おすすめ!)

読了日:2017/2/27

底本:たった1日で即戦力になるExcelの教科書

yamadakameimemo.hatenablog.com

1.読んだ目的

効率的かつ保守性の高いエクセルシートを作り、(自分がいなくなっても)チームの力を引き出し続ける

2.本の概要

「実践ワークシート協会」の代表理事で20年以上エクセルの活用法について啓発活動をしてきた著者による、「自分がいなくなっても使いやすいエクセル」の作り方の本。

エクセルの原則やケーススタディ、すでに使っているエクセルが「迷惑をかけない」か判定するための診断ツールなど、著者が経験豊富だけありメリハリも利いていてかなり勉強になる。

「エクセルはコンテストのための作品ではなく実務のための道具。あなたのエクセルはいつか必ず誰かに引き継がれる」ということを耳にタコができるほど書いてあり、刷り込まれた。次の人のことを考えたメンテナンス性の高いエクセルシートを作ろうと思う。「たった1日で即戦力になるExcelの教科書」と合わせ、ぜひ読んでほしい

3.ポイントと示唆、すること

✔︎行動チェックリスト
◻︎エクセルで何かを作るときは、「エクセルで技術的に可能か」よりも「自分が、できるか」や「使う予定の人が、想定される環境で本当に使えるのか」を考える(p29)
◻︎エクセルを設計する時は処理の流れを「入力」「計算」「出力」の3つの段階に分け、この3つは原則別のシートにわけて行うと作りやすく、かつメンテナンスしやすくなる(p49)
◻︎横軸に流れとしての「入力」「計算」「出力」を、縦軸に「機能(手入力)」・「関数」・「VBA(マクロ)」のどれで実現するか(または組み合わせるか)を考えると整理しやすい(p72)
◻︎入力は「すっぴん」の着飾らないデータでよい(処理しやすくするため必要に応じてテーブル設定はしておく)(p98)
◻︎一つのセルに長い長い数式を書くより、複数のセルを作業セルとして使う方がメンテナンスがしやすく実は「上級者」の使い方
◻︎「ワークシート診断ツール」を使うと、細かいチェックをしなくても自分のエクセルが「迷惑を書けないエクセル」か自動的に判定してくれる


①エクセルで何かを作るときは、「エクセルで技術的に可能か」よりも「自分が、できるか」や「使う予定の人が、想定される環境で本当に使えるのか」を考える(p29)
【示唆と行動】
→難しいやり方(=属人的なやり方)は引き継ぐのが難しい
→「使う予定の人」や「引き継ぐ予定の人」のレベルに合わせないと自分がいなくなった後は使われない「宝の持ち腐れ」になってしまう
→今の努力を将来「宝の持ち腐れ」にしないためにも極力「誰でも使えるエクセル」を目指す(必要に応じて「使い方」シートなども作る)

②エクセルを設計する時は処理の流れを「入力」「計算」「出力」の3つの段階に分け、この3つは原則別のシートにわけて行うと作りやすく、かつメンテナンスしやすくなる(p49)
【示唆と行動】
→実行。エクセルに限らず、仕事全般にも応用が利くだろう(インプット→処理→アウトプット)

③横軸に流れとしての「入力」「計算」「出力」を、縦軸に「機能(手入力)」・「関数」・「VBA(マクロ)」のどれで実現するか(または組み合わせるか)を考えると整理しやすい(p72)

【示唆と行動】
→機能、関数、マクロは一長一短だが、効率性と保守性のバランスを考えるとまず関数をメインに考えるのがいいだろう(特にマクロは以前の私のように「拒否反応」がある人もいるはず)
→②と合わせて実行。エクセルを設計する時はまずしたい処理を書き、その下に②・③のマトリックスで実現方法を書く流れで

④入力は「すっぴん」の着飾らないデータでよい(処理しやすくするため必要に応じてテーブル設定はしておく)(p98)
【示唆と行動】
→実行

⑤一つのセルに長い長い数式を書くより、複数のセルを作業セルとして使う方がメンテナンスがしやすく実は「上級者」の使い方(p137)
【示唆と行動】
→これも思考法全般に応用が利きそう
→実行。ただし外部に出すデータの場合は作業セル+非表示だと混乱を招く可能性もあるので、必要なら多少長い数式も許容する

⑥「ワークシート診断ツール」を使うと、細かいチェックをしなくても自分のエクセルが「迷惑を書けないエクセル」か自動的に判定してくれる(p184)
【示唆と行動】
→考え方としてはとても便利。ただし、現段階だと「やった方がいいこと」が大量に出てきてしまい混乱しそうなので、エクセルの勉強2週目のあたりで使ってみよう

★示唆のまとめ(統合)

エクセルは仕事の道具であり、いつかは誰かに引き継がれる。それを念頭に効率だけでなくメンテナンス性も高い「迷惑をかけないエクセル」を作ろう

4.3か月後にどうなっていたいか

エクセルが苦手な人でも「使い方」シートを見ながら最小限の処理ができるエクセルを作れる

こんな人におすすめ!

「実践ワークシート協会」の代表理事で20年以上エクセルの活用法について啓発活動をしてきた著者による、「自分がいなくなっても使いやすいエクセル」の作り方の本。

エクセルの原則やケーススタディ、判定用ワークシートなど様々な切り口からとにかく「エクセルは道具。誰にでも引き継げるものを作れ」という強いメッセージを感じました。

Excelを使っているけど、これって他の人も使えるのかな……」とふと思った人や今の自分の頑張りを将来に渡っても役立て続けたい人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/

今回の本

迷惑をかけないExcel

迷惑をかけないExcel

【本の紹介】たった1日で即戦力になるExcelの教科書

おすすめ度:★★★★★(5/5。おすすめ!)

読了日:2017/3/3

底本:なし(この本が底本)

1.読んだ目的

エクセルをより理解し、ミスなく業務を効率化するため購入。

2.本の概要

関数を使ったフォーマットによる集計の自動化や、集計用キーを作業列として追加する考え方など、知りたかった「業務の課題を解決するためのエクセルの考え方」を学べた。

300ページ超あるので「1日」で読み切るのはちょっとキツいかも知れないが(笑)、単純な「作業書」ではなく考え方から説明してくれるとてもいい本なので、エクセルで業務の課題を解決してより成果をあげたい人にはぜひオススメしたい

3.ポイントと示唆、すること

✔︎行動チェックリスト
◻︎仕事は資料(数字)を作る作業そのものではなく、その数字について考え、語り、行動する時間を最大限確保するのが「仕事」
◻︎定期的に作成・更新する資料では、関数を表に入れたフォーマットを作成し、データを張り付けるだけで集計できるようにしておく
◻︎Excelでは「関数の日本語訳ができる」ということが非常に重要。式を見たら日本語に「翻訳」する癖をつけるとよい(p79)
◻︎条件が複雑な計算や集計(クロス集計など)では、countifs関数を長々と書くより「元データに新たに集計条件となるデータ列(作業列)を追加」し、その行を集計する方がメンテナンスがしやすくなる
◻︎式のメンテナンスや他人の作った数式の読み解きには「参照」を使うと参照関係が見やすくなり便利(「数式の表示」を行うと一括で見れる)
◻︎入力規則、シートの保護、ウィンドウ枠の固定などを使い、使いやすさと誤入力防止を両立させる
◻︎「重複の削除」は使わず、作業列にcoutif関数で重複をチェックして削除する(誤削除の報告があるため)


①仕事は資料(数字)を作る作業そのものではなく、その数字について考え、語り、行動する時間を最大限確保するのが「仕事」(p19)
【示唆と行動】
→「作業」にかかる時間は極力効率化し、その分「頭と時間を使うが価値の高い仕事」に時間を使うのは仕事術全般での肝
→実行

②定期的に作成・更新する資料では、関数を表に入れたフォーマットを作成し、データを張り付けるだけで集計できるようにしておく(p191、300)※ピボットテーブルは手数が多くミスが起こりやすい&時間がかかるので、ルーチンワークにはできるだけ使わない

【示唆と行動】
→1回1回の作業時間はピボットテーブルの方が短いかもしれないが、ピボットテーブル自体「誰でも使える」ものでもない(私自身今までほとんど使えなかった)
→定期的に使う=知らない誰かがこの先も使い続けていく、ということ。この手の作業は「作業は極力簡単に、ミスが起こらない仕組み」を組み上げる方が後々を考えると有効。この考え方は仕事全般に役立つ
→実行済み

Excelでは「関数の日本語訳ができる」ということが非常に重要。式を見たら日本語に「翻訳」する癖をつけるとよい(p79)
【示唆と行動】
→自分で書いた式も、他人の書いた式もとりあえず翻訳してみる
→読み解きを楽にするためにテーブル化と名前定義をし、構造化参照を活用する

④条件が複雑な計算や集計(クロス集計など)では、countifs関数を長々と書くより「元データに新たに集計条件となるデータ列(作業列)を追加」し、その行を集計する方がメンテナンスがしやすくなる(p143)
【示唆と行動】
→実際、countifs関数で書いたら1行で表示しきれない長大な式になった経験あり
→作業列を使用すると読み解く際に「小さな単位で」読み解くことができとても便利だった。実行済み

⑤式のメンテナンスや他人の作った数式の読み解きには「参照」を使うと参照関係が見やすくなり便利(「数式の表示」を行うと一括で見れる)(p57)
【示唆と行動】
→特に改良をした時に修正漏れのチェックで重要(実際修正漏れが見つかった経験あり)
→面倒くさいが、「完成前のチェック」には「数式の表示」での一通りのチェックを(将来数時間以上かけてミスの原因を探すよりはマシ)

⑥入力規則、シートの保護、ウィンドウ枠の固定などを使い、使いやすさと誤入力防止を両立させる
【示唆と行動】
→小ワザだが融通が利かないエクセルをうまく使うには意外に重要
→実際に作業している人にコメントをもらうだけでなく、「どうすればうまくいかなくなるか」(失敗学の逆演算)を考えると精度が上がる

⑦「重複の削除」は使わず、作業列にcoutif関数で重複をチェックして削除する(誤削除の報告があるため)(p106)
【示唆と行動】
→実行

★示唆のまとめ(統合)

仕事では「作業」の時間は極力減らすべきで、エクセルはその強力な味方になる。それなりの時間はかかっても作業列や関数フォーマットなど、「自分がいなくなっても、いつでも、誰でも使える」ものを作ることがゆくゆくは組織全体に大きく貢献する

4.3か月後にどうなっていたいか

引き継ぐ可能性のある仕事のエクセル作業は基本「誰でもできる」ものになっている

こんな人におすすめ!

関数を使ったフォーマットによる集計の自動化や、集計用キーを作業列として追加する考え方など、知りたかった「業務の課題を解決するためのエクセルの考え方」を学べる本。また、エクセルの本ですが考え方としては仕事全般に応用が聞くものが多いです。

300ページ超あるので「1日」で読み切るのはちょっとキツいかも知れませんが(笑)、単純な「作業書」ではなく考え方から説明してくれるとてもいい本なので、「毎回毎回同じ作業はもううんざり!」という人や「エクセルで業務の課題を解決してより成果をあげたい(あげ続けたい)」という人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/

今回の本

【学び・成長・自分の活かし方】学びの方向3種類

何かを学ぶ時は

・強みを伸ばす
・弱みを補う
・未知の領域を学ぶ

のどれに当てはまるかを考えるとやりやすい。

つい弱みを補うことばかり考えてしまいがちだが、それだけでは平均点の器用貧乏になりがち。卓越を目指すためには強みを伸ばすことも意識した方が良い。

また、強みと弱みは今までの自分の経験から時間などの投入のさじ加減を決めやすいが、未知の領域はさじ加減さえわからないので注意が必要。

もちろん、だから未知の領域を学ぶなという意味ではなく、そういうものだと心構えをしておけばよい。未知の領域もうまく学べば既存の強みとかけ算で活かすことができるだろう。

また、この3つのカテゴリは学びの計画作りにも役立つ。

たとえば、弱みを補う学びをした後は強みを活かす、そのあとは未知の領域に挑戦するなど、バランスのとれた学びが可能になる。

学ぶ時は「強み」「弱み」「未知」どのカテゴリに属するかを考えよう