山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【本の紹介】外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

おすすめ度:★★★★★(5/5。おすすめ!)

1.読んだ目的

読後を改善し、より血肉につながる読書にする

2.本の概要

仕事につなげるためには基礎体力をつけるためにビジネス書の古典を「狭く深く」読む読書と、自分の味を出すために教養書を「広く浅く」読むことのかけ算が必要。

ビジネス書と教養書それぞれについて「何を」「どう」読むかについてわかりやすく整理し、丁寧に説明してある。

書店での本との出会い方、本の保管、整理法についても書かれており「本を探す〜読みおわった後」までカバーされている良書

3.ポイントと示唆、すること

①教養書は「3回読み」する

アンダーライン読み(1回目)
→アンダーラインを読み返しポイントを5つ(~9つ)選ぶ(2回目)
→ポイントを転記して「ビジネスや実生活への示唆」と「する行動」を考え「イケス」に入れ、タグ(テーマ)をつける(3回目)


・自分は忘れっぽいのでビジネス書にも適用してみる
・自分は「転記しすぎ」で行動につながりにくい悪癖があるので、「5つ(9つ)」までを厳守(良書なら読み返せばよい)


②ビジネス書は定番を何度も読み込み、必要に応じ各領域へ進む(ビジネス書マンダラ)
→マンダラの「基礎の6冊」を欲しいものリストに入れ、読む


③良い本を見つけるためにたくさんの本をざっと読みし、良書に出会ったら周回読みする「T字型の読書」をする(ざっと読みはあくまでも手段であることに注意!)
→問題解決、仕事の資料読みにも活用できる

・「点検読書」(→「本を読む本」)を活用し、「深堀りする本」を見つけ、周回読みする
・ビジネス書曼荼羅や古典など良書の打率の高い「定番本」から読んでみる

4.3か月後にどうなっていたいか

①「3回読み」の習慣が身に付き、ピンクシールについてはすべてEvernoteに転記できている(本の種類問わず)
②転記は原則5個、多くても9個までの原則を守れている

こんな人におすすめ!

仕事につなげるための読書を「何を」「どう」読むかを中心にとても分かりやすく整理した本で、読書に限らず仕事関係のインプット前半に応用が利くすばらしい考え方だと感じました。

ちなみに、先日からこのブログの本の紹介記事の形式が変わったのはこの本の影響だったりします(笑)。

「本はたくさん読んでいるはずなのに、いまいち仕事に活かしきれていない……」という人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/

●今回の本
外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

言葉のかけら(ひとつ上のシンプル)

物事を本当の意味でシンプルにするのは、細かく場合分けするより難しい。

細かく場合分けして対応を決める方が個々の場合のリスクは小さくなる。場合分けが細かすぎると人間の側が対応できなくなる。

シンプルにするには、リスクを許容できるかを判断し、場合分けを削って行かねばならない。

ひとつ上のシンプルは、細かい場合分けの先にある