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山田太郎(仮名)のメモ帳

生き方、時間術、プレゼンやコミュニケーション、人材育成などについて日々の気づきを書いていきます

【本の紹介】新版「続ける」技術

新版「続ける」技術 Forest2545新書

新版「続ける」技術 Forest2545新書

おすすめ度★★★★☆(4/5)

1.読んだ目的

本から得た教訓を続け、習慣化して身につける

(底本:まんがでやさしくわかる続ける技術)

2.本の概要

行動科学マネジメントに基づき、物事を続けるためには2つのポイント(ターゲット行動の増加とライバル行動の抑制)さえ押さえればよい、と説く。わかりやすく、また例示や実践者の声なども紹介されている。

するべきことの内容的には「まんがでよくわかる続ける技術」と大きくは変わらないが文字での説明がやや詳しく、また事例も多いので文章での認識の方が得意な人や事例を読みたい人はこちらがおすすめ

3.ポイントと示唆、すること

①続けられない理由は「そもそもやり方がわからない」「続け方がわからない」の2つしかない
【示唆と行動】
→何かが達成できない時の切り口として広く応用が効く
→切り口として書式化済み(ポイントのため備忘録としてメモ)

②ターゲット行動を決める前に「この行動は本当に続けたいか?」自問する
【示唆と行動】
→「走り出す前にまず方向を決める」のはいつも重要
→フォーマットに組み込む

③続けるには「ターゲット行動」とライバル行動」の2つをコントロールさえすればよい(増やしたいならヘルプ、動機をつけハードルを下げる。減らすならその逆)

【示唆と行動】
→実行

④メジャーメント(計測)はターゲット行動だけでなくライバル行動も行う(グラフにする)
【示唆と行動】
→これは今まであまり意識していなかったしやっていなかったが、よく考えたら当然重要(経験的にも「ライバル行動の邪魔」が最も大きなハードル)
→実行

⑤したくないことをペナルティにする
【示唆と行動】
→「その日はマンガもゲームも禁止」をペナルティにしてみる

★示唆のまとめ

ターゲット行動を増やし、ライバル行動を減らす仕組みを作れば続けられる

4.3か月後にどうなっていたいか

①帰宅後のゲーム、マンガが毎日1日1時間以内になっている(過剰行動)
②週に4日以上マインドフルネスを行っている(不足行動)
③週に3日以上の運動をしている(不足行動)

こんな人におすすめ!

行動科学マネジメント(行動分析学)に基づいた「誰がやっても、意志の力や根性に関係なく続けられる技術」について事例も交えながら説明したわかりやすい本。

「今まで色々挑戦してきたけど続かない。でも今度こそ続けたい!」という人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/

今回の本

新版「続ける」技術 Forest2545新書

新版「続ける」技術 Forest2545新書

【本の紹介】外資系コンサルの知的生産術

おすすめ度:★★★★☆(4/5)

1.読んだ目的

知的生産の技術(特にアウトプット)の向上

2.本の概要

外資系コンサルとして働いている著者による、知的生産の技術の「行動のコツ」を99個紹介した本。戦略→インプット→プロセシング(考察・洞察)→アウトプットと知的生産の流れと、それらを支える知的ストックについて言及している。

「論理思考だけでは知的生産は上がらない」「常識を疑え、というアドバイスはほとんど意味をなさない」など一見「おや?」と思うことも書いてあるが、その洞察の深さにいずれも納得してしまう。内容はもちろん、その話の組み立て方にも学ぶところが多い本

3.ポイントと示唆、すること

✔行動チェックリスト
◻︎日常の「素朴な疑問」をその場でメモする
◻︎書籍はもちろん、聞いた話や観察したこと、感じたことなど役立ちそうなことはEvernoteなどの「イケス」に入れておく
◻︎価値は「顧客との差別化」で出す。差別化は顧客の意識をベースに「広さ」(問題意識の外)か「深さ」(中だが深掘り)どちらかを選ぶかまず決める
◻︎指示(自分への指示含む)は『行動』ではなく『問い』(〜か?)に答えさせる形で出す
◻︎インプットする「前」にアウトプット(どんなスライドやレポートを作るか)をイメージしておく
◻︎たとえ情報が不足していても、現時点での明確なポジション(肯定か否定か)を明確にとる(そして間違っていたらすぐ直す)
◻︎何かを考えたら、いつもセットで反証例を考えてみる(特に帰納法の時)
◻︎アウトプットを出す「前」に相手の反応を予測し、それに合わせて「何を」「なぜ」「どのように」のさじ加減を変える
◻︎ 違和感を感じたら立ち止まり、言語化できるまで観察や質問する

①日常の「素朴な疑問」をその場でメモする
【示唆と行動】
→素朴な疑問を持つことが好奇心=知的ストックのキモ
→まずは日々の疑問を流さずメモし「疑問に気づく」ことから始める

②書籍はもちろん、聞いた話や観察したこと、感じたことなど役立ちそうなことはEvernoteなどの「イケス」に入れておく

【示唆と行動】
→「自分のアンテナに引っかかった」ということが最重要。「イケス」を見返したりテーマを作ることでアンテナも高くなる
→感じたことなどはfasteverですべて「イケス」へ

③価値は「顧客との差別化」で出す。差別化は顧客の意識をベースに「広さ」(問題意識の外)か「深さ」(中だが深掘り)どちらかを選ぶかまず決める

【示唆と行動】
→研修会などでの成果にもつながる考え方
→相手との違いを「深さ」と「広さ」どちらで出すか決めてから設計する

④指示(自分への指示含む)は『行動』ではなく『問い』(〜か?)に答えさせる形で出す

【示唆と行動】
→「ゴール」がわかるため仕事にメリハリがつけやすくなる
→実行

⑤インプットする「前」にアウトプット(どんなスライドやレポートを作るか)をイメージしておく

【示唆と行動】
→「ゴール」をイメージし、ジグソーパズルを埋めるようにそれに必要なインプットを最短距離で集められる
→実行

⑥たとえ情報が不足していても、現時点での明確なポジション(肯定か否定か)を明確にとる(そして間違っていたらすぐ直す)
【示唆と行動】
→良くも悪くも「保留」できる自分にとって足りない部分。「間違っていたらすぐ直す」含めなかなか歯ごたえがある
→やや苦手な部分だが「知的な粘り」を作るため挑戦してみる


⑦何かを考えたら、いつもセットで反証例を考えてみる(特に帰納法の時)
【示唆と行動】
→要はセルフ突っ込み。他人に突っ込まれるよりは軌道修正も早いし傷も浅い。また、穴への対応も考えられる
→実行

⑧アウトプットを出す「前」に相手の反応を予測し、それに合わせて「何を」「なぜ」「どのように」のさじ加減を変える
(相手が「その通りだけど真新しくない(共感×つまらない)」ならHowを厚めにして勝負する、など)

【示唆と行動】
→いつも時間が限られているからこそ、メリハリが重要。コミュニケーションだからこそ相手に合わせたメリハリを
→実行

⑨違和感を感じたら立ち止まり、言語化できるまで観察や質問する

【示唆と行動】
→実行

4.3か月後にどうなっていたいか

・日常の「素朴な疑問」と「知のイケス」の合計が100を超えている
・指示(自分への指示含む)が90%以上『行動』ではなく『問い』(〜か?)に答えさせる形で出せている
・たとえ情報が不足していても、90%以上は現時点での明確なポジション(肯定か否定か)を明確にとれている

こんな人におすすめ!

「戦略→インプット→プロセシング(考察・洞察)→アウトプット」と知的生産の流れ(+知的ストックの高め方)にそって「行動のコツ」を99個紹介している本で、文章もとても分かりやすく構成上も学ぶところが多い本と感じました。

「考えて成果を出す仕事をしているが、どうも状況に流されて成果を出し切れていない……」という人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/

●今回の本

●関連記事
yamadakameimemo.hatenablog.com
(同じ作者の本。知的ストックの肝である読書について深堀されています)

【本の紹介】はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

おすすめ度:★★★★★(5/5。おすすめ!)

1.読んだ目的

タスク管理の立て直し

2.本の概要

「気になることを『すべて』頭の外に出し、システマティックに管理する」GTD(getting thing done)という考え方を提唱している本。はじめるにはそれなりの時間はかかるものの、「目の前のことにだけ集中できる」という魅力は非常に大きい。また、あえて日々のことを管理することからはじめる「ボトムアップアプローチ」を提唱しているのも特徴的

3.ポイントと示唆、すること

①「収集」では「デスクの上やロッカーの中、パソコンや頭の中まで気になるものを『すべて』外に出す」のが重要。こうすることで目の前のことだけに最大限集中できる
【示唆と行動】
→デスクの未整理の仕事とともに頭の中にも「ゴミ」がたまっていた
→書類受けは整理したので、キャビネットとロッカーの中、そして頭の中を「収集」して一度すべて吐き出す

②収集の最後にトリガーリストで最終チェックする

【示唆と行動】
→トリガーリストなどの「型」を使うことで、労力を節約しつつ自分の興味のない分野の漏れもチェックできる
→・トリガーリストを探す(コピーだと忘れそう)
 ・ほかの領域でもこの考え方を活かす

③「一番上から」「一度に一件ずつ」「戻さない」の3つの原則を守るのが早くて漏れない「処理」のポイント

【示唆と行動】
→実行。集中力の節約にも役立つ(「順番決め」に集中力を使わない)

④タスクリストは状況ごと(@電話、@外出など)で「整理」する

【示唆と行動】
→今は状況×種類ごとにしていたが、あまり活用できていない(未整理が増えすぎた)
→上記のようなシンプルな状況ごとに再整理
→さしあたり@電話、@メール、@相談、@声かけなど

⑤週次レビューで常にシステムを最新で快適に保つのが継続のカギ
【示唆と行動】
→メンテナンスが重要(「ゴミ整理」も)
→週次レビューを改めて金曜日のルーチンタスクへ

4.3か月後にどうなっていたいか

①いつも頭がすっきりして、目の前のことだけに集中できている
②週次レビューを続け、習慣化している(2週連続は絶対さぼらない)

こんな人におすすめ!

タスクの整理について、非常にシステマティックで洗練された方法で、多少やってみただけですが確かに「頭がすっきりして集中できる」という効果は非常に大きいと感じました。

「よりストレスなくより集中していい仕事をしたい」という人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/


●今回の本
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

【本の紹介】外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

おすすめ度:★★★★★(5/5。おすすめ!)

1.読んだ目的

読後を改善し、より血肉につながる読書にする

2.本の概要

仕事につなげるためには基礎体力をつけるためにビジネス書の古典を「狭く深く」読む読書と、自分の味を出すために教養書を「広く浅く」読むことのかけ算が必要。

ビジネス書と教養書それぞれについて「何を」「どう」読むかについてわかりやすく整理し、丁寧に説明してある。

書店での本との出会い方、本の保管、整理法についても書かれており「本を探す〜読みおわった後」までカバーされている良書

3.ポイントと示唆、すること

①教養書は「3回読み」する

アンダーライン読み(1回目)
→アンダーラインを読み返しポイントを5つ(~9つ)選ぶ(2回目)
→ポイントを転記して「ビジネスや実生活への示唆」と「する行動」を考え「イケス」に入れ、タグ(テーマ)をつける(3回目)


・自分は忘れっぽいのでビジネス書にも適用してみる
・自分は「転記しすぎ」で行動につながりにくい悪癖があるので、「5つ(9つ)」までを厳守(良書なら読み返せばよい)


②ビジネス書は定番を何度も読み込み、必要に応じ各領域へ進む(ビジネス書マンダラ)
→マンダラの「基礎の6冊」を欲しいものリストに入れ、読む


③良い本を見つけるためにたくさんの本をざっと読みし、良書に出会ったら周回読みする「T字型の読書」をする(ざっと読みはあくまでも手段であることに注意!)
→問題解決、仕事の資料読みにも活用できる

・「点検読書」(→「本を読む本」)を活用し、「深堀りする本」を見つけ、周回読みする
・ビジネス書曼荼羅や古典など良書の打率の高い「定番本」から読んでみる

4.3か月後にどうなっていたいか

①「3回読み」の習慣が身に付き、ピンクシールについてはすべてEvernoteに転記できている(本の種類問わず)
②転記は原則5個、多くても9個までの原則を守れている

こんな人におすすめ!

仕事につなげるための読書を「何を」「どう」読むかを中心にとても分かりやすく整理した本で、読書に限らず仕事関係のインプット前半に応用が利くすばらしい考え方だと感じました。

ちなみに、先日からこのブログの本の紹介記事の形式が変わったのはこの本の影響だったりします(笑)。

「本はたくさん読んでいるはずなのに、いまいち仕事に活かしきれていない……」という人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/

●今回の本
外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

言葉のかけら(ひとつ上のシンプル)

物事を本当の意味でシンプルにするのは、細かく場合分けするより難しい。

細かく場合分けして対応を決める方が個々の場合のリスクは小さくなる。場合分けが細かすぎると人間の側が対応できなくなる。

シンプルにするには、リスクを許容できるかを判断し、場合分けを削って行かねばならない。

ひとつ上のシンプルは、細かい場合分けの先にある

言葉のかけら(笑って語れる人)

自らの成功より、自らの失敗を笑って語れる人になり、またそのような人から学びたいものだ

言葉のかけら(言葉の品格)

他人の言葉(特に古人の言葉)を引用する時は、口に出す前に「自分はこれを口に出すに足る人間か?」自問する。

見栄やまやかし、虚栄心などの「かざり」をつけずに口に出せるか?

言葉には品格がある。

自身がそれに見合わないのに口に出せば、情けないただの道化になってしまう。

口は災いの門。ゆめゆめ、口を開く前には自分の前の門番と相談するようにしよう

●関連
「古人は自分の行いが言葉に追いつかないことを恥じた」(論語