言葉のかけら(欲しいなら配ろう)
「こうして欲しかった」ことがあるなら、自分がそれを周りの人(特に自分より立場が下の人)にしてみよう。
運が良ければ、いつの日か巡り巡って自分もそうしてもらえるだろう。
もし運が悪くても、少なくとも自分と同じ思いをする人はきっと減らせるはずだ
●関連
「己の欲せざる所人に施すなかれ」(論語新釈p481)
「情けは人の為ならず」(ことわざ)
言葉のかけら(本と経験をつなぐ)
本を読む時は、自分の経験を注釈とする。
実際に何かをする時は、聖人や賢人の言葉を思い出し注釈として臨む。
●補足
本を読む時は「自分の自分は〜」と自問しながら読むと実践しやすい。
また、「あの尊敬する人ならどうするか?」と考えるのも、上記の「賢人の言葉を注釈とする」の一形態と言える
●参考
座右版 言志四録p115
言葉のかけら(泣く人を減らす工夫)
何かを決めるなら、それで笑顔になる人だけでなく泣く人のことも考えながらする。
全ての人を笑顔にできる万能の意思決定はない。それでもせめて泣く人を最小限にする工夫をしよう
●補足
ただし、配慮しすぎて意思決定自体が骨抜きにならないように注意。
例えば、伝えることの「内容」は変えられなくても「伝え方」に気を配ることはできる