成果・貢献
何かに取り組んだとき、ある程度慣れてきたら、ふり返って「成長の傾き」、すなわちどの程度の労力でどの程度成果をあげられるようになったかを見てみましょう。最初は不慣れなのでうまくできなくて当たり前。そして、普通はある程度慣れればそれなりの成果…
労力をかければある程度の成果があがるなら、相性はふつうです。 労力をかければ大いに成果があがるならそれは強みです。 もし呼吸するように労力をかけずに、それでも大きな成果をあげられるのならば、それは強みを超えた卓越した強みと言えるでしょう。た…
強みかどうかは「成果があがっているか」で判断します。意欲があり成果もあがっているもの(右上)はもちろん強みですし、意欲もなく成果もあがっていないもの(左下)は弱みとなります。また、あまり熱心にやったわけでもないのになぜか成果があがっている…
自分に余裕があるかは「歩く速度をゆっくりできるか」とその抵抗感でわかる。ゆっくり歩いても特に抵抗感がなければまだ余裕がある。ゆっくり歩こうとすると抵抗感が強いなら、たとえ無意識でもかなり余裕がなくなっている。詰め込みの効率が必要な時もある…
凡才にドラマはない。日々、ただ当たり前のことが当たり前に起きていくだけだ。ただし、自分次第でその「当たり前」のレベルを育てることはできる。当たり前をただ受け入れるのか、それを自分なりに育てるのか。もし凡才が何かを成し遂げられるなら、分岐点…
あり方はバランス良く(中庸)、やり方は覚悟を決めて
仕事には経験を重ねてもほとんど上達しない「円の仕事」と、経験に応じ上達する「らせんの仕事」の2種類がある。円の仕事はいわゆる事務作業などが当てはまり、ミスに気をつけつつとにかく効率化することが重要。具体的にはいつも書く内容を手書きからハンコ…
4人での打ち合わせの5分は、1人の20分以上の価値がある(事前調整の手間などを考えればもっとだろう)。逆に言えば、打ち合わせ中の調べ物で全員に待ち時間が何度も発生すれば、チームとしての生産性はかなり損なわれる。忙しくても、チームの生産性(巡り…
個人的な感情としては不愉快だが、顧客や全体像のことを考えて受け入れる。それが「仕事を自分の上に置く」ということ。一見「当たり前」のことだが、問題はそれを「いつも」保ち続けられるか。不愉快を受け入れるには度量がいる。人は感情の動物、時には少…
自分はうんざりするほど同じことを言ってきたが、相手はそれを聞くのは初めて。そういう時にも手を抜かず行えるのが「あきない」ということなのだろう●補足 もちろん自身があきないための工夫(今回の相手に特有の要素に注目するなど)も必要である
「いまというときがいざというときである。いざというときはいまである。そのいまと、いざというときを二つに分けて考えているから、いざというとき間に合わない」(葉隠p153)そうは言っても平時と急時はやはり動きが違うとは思いますが、少なくとも心がけ…
「殿が考えておられることを、よく修正して、それを過ちがないようにするのが大忠節というものである」(葉隠p51) 上の立場の人ほど、細かい現場の手順や相手の感情には疎くなりがち(また、役割分担を考えるとこれらにあまり詳しいのも考えもの)。細々と…
やはり11時前に寝ると次の日の定時にも間際の粘りを発揮できるようだ。翌日の仕事は前日の就寝から……
外資系コンサルの知的生産術?プロだけが知る「99の心得」? (光文社新書)作者: 山口周出版社/メーカー: 光文社発売日: 2015/02/20メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るおすすめ度:★★★★☆(4/5) 1.読んだ目的 知的生産の技術(特にアウト…
今年の自分の一番大きな変化は「あきらめるのがうまくなった」ことだろう。もちろん、ここでの「あきらめる」とは、するべきことをあきらめるのではなく、「した方がいいこと」を全体像の中でのバランスを考慮しやめること。今まで頭でわかっていたけど仕切…
どんな物事にも「共通」と「特有」の部分がある。「共通」の部分に対しては、あまりこだわらず"いつも通り"に対応すれば十分。その分「特有」の「違いのある部分」へは手間と時間をかけて対応する。「同じ」と「違い」に注目することで、よりメリハリの利い…
自分の仕事の見直しの連続記事、今回は3回目、「減らす」についてです。今までの記事はこちらyamadakameimemo.hatenablog.com yamadakameimemo.hatenablog.com やめる、頼む、減らす、効率化する、専念する……「減らす」について 以前からお伝えしているよう…
仕事は多くの人とするもの。時には、自分とメンバーの利害関係が真正面からぶつかり一致しない時もある(自分一人の仕事に集中したい時など)。そういう時は、どちらかが譲歩する「横方向の解決策」より、解決策の方向性を上へずらしてみる。そして課題を超…
自分の仕事の見直しの連続記事、今回は2回目、「頼む」についてです。今までの記事はこちら yamadakameimemo.hatenablog.com やめる、頼む、減らす、効率化する、専念する……「頼む」について 以前からお伝えしているように、していることを整理する時、この…
9月に仕事があまりに忙しくパンクしてしまったので、10月は自分の仕事を見直していました。今まで自分でやっていたこと、読んだことのある本(20冊以上)などを総ざらいして、今の自分の状況を棚卸してみました(ブログの更新が滞っていたのはそのためで…
自分の仕事の見直しのため、割り込みの回数を記録してみました。……改めて数えてみると、これはいかんしでしょΣ(゚д゚lll)ちなみに昨日は出張のため在席は2時間、今日は昼までの数値です汗なお、頭脳労働の場合1回の割り込みあたり平均10分の切り替えロスが…
常に安定した質の仕事をするには、自分のペースメーカーを知り、それが「目に入る」ようにしておくとよい。私なら、その月に本を読んだ冊数やデザート1日1回の達成回数などがよい指標になる。ここでポイントは「意識しなくても目に入る」ようにすること。私…
自分の余裕を把握するのに効果的な方法がある。それは「他人に感謝をできるか」ということ。他人に感謝の言葉を言えなくなったら(感謝することが見つからない、感謝の言葉が出てこないのいずれも含む)、もう疲れすぎている。直ちに立ち止まり、背に負った…
神は細部に宿るが、細部のことに気づくには自分で実際に行い、反省して経験のある人の助言を受けることが必要。ある程度の資料があれば大枠を押さえ「形にする」のはまだやさしい。しかし、本当に差がつくのはその先の「細部を詰める」部分。何事も神経が隅…
「やると言う責任感」はわかりやすいが、「やると言わない責任感」もある。頼むのが申し訳ない時や遠慮してしまう時、度重なる変更などで自分の体面が傷つき自棄になりそうな時は「自分の役割」を思い出そう。何かを「やる」と言えば、今の役割に割ける時間…
するべきことがあまりにたくさんあると感じられる時は、一度立ち止まろう。そして、10分か15分でいいので、まずはするべき事を整理しよう。その次に整理されたものをする順番を決めよう。余裕がないときほど、「不安」による集中力や時間のロスは馬鹿になら…
修羅場を抜けたら、意識的に「立て直す時間」が必要。有事の最優先事項に集中して今日を生き延びる「修羅場モード」から、今日と明日のバランスをとりながら進める遊びと懐のある「普段モード」へ。修羅場が長引けば長引くほど、染み付いたものを立て直すに…
「無理」と言いたくなった時は頭に「このままでは」とつけてみよう。「このままではない何か」を探すヒントになるし、そう口に出せば周りの人も「このままでないサポート」をできないかどうか考えてくれるかもしれない。「無理です」 「このままでは無理です…
疲れなくなったら赤信号。アクセルを踏んでも良いし、たまたま事故は起きないかもしれないが、進むなら大事故を起こす覚悟は必要。疲れを感じることさえできなくなったら基本は停止。せめて最徐行を。自分のアクセルで不幸になるのは自分だけとは限らない
能力というのは相対的なもの。個人として多少有能でも、やろうとすることが大きければ相対的に「実力不足」になる。人一人の力でできることなど高が知れている。「実力不足」を認められるのも能力のうち。価値ある何かを成し遂げたいなら、まず自分の身の程…