【方向性・生き方】あるべき姿がわからなければ、正しい妥協さえできない
こんばんは、山田太郎(仮名)です。
今回は「あるべき姿がわからなければ、
『正しい妥協』さえできない」という話です。
私が仕事の時に常に心がけていることがあります。
それは「せめて正しい妥協をするために、常に
『あるべき姿』を確認する」ということです。
現実は厳しいもので、ほとんどのことは理想通りには
行きません。ほぼ必ず、どこかで妥協が必要になります。
妥協の原因は時間、お金、人、その他にもたくさんあるでしょう。
つまり、妥協自体は残念ながら避けられない。そういう時に
「どのような妥協をするのか」でその人の価値が決まると思います。
私含め、組織で働いているとつい組織の内部の事情に目が行き過ぎて
しまいます。そうすると、組織の外にいる、本当に貢献するべき
相手(会社ならお客さんでしょうし、病院なら患者さんでしょう)を
忘れがちになります。
だからこそ、妥協せざるを得ない場面になった時、もう一度
「目的」と「成果(=誰に貢献すべきか)」から「あるべき姿」を
思い出す。そして「これはせめて『正しい妥協』か?」と問いかける。
妥協自体は変えられなくても、せめて「あるべき姿」に沿った
「正しい妥協」を目指すことで、完全に間違った妥協は
減らせるでしょうし、必要な妥協もせめて「正しい妥協」として
受け入れて前に進めるようになると思います。
世の中思い通りにいくことばかりではありません。しかし、
完璧ではなくてもせめて最善を目指していきたいものです。
●今回の一言
「あるべき姿がわからなければ、正しい妥協さえできない」
「自分にとっての完璧よりも、相手にとっての最善を」