山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【学び・成長】天狗の鼻はへし折ろう

天狗の鼻はへし折ろう

 

おはようございます。山田太郎(仮名)です。

Facebookの過去記事を加筆修正したものです。

 

 

今週は月末の講演に向けてセミナースキル強化週間。

 

先ほど、「研修・セミナー講師を頼まれたら読む本」

(松本幸夫)を読み終わった。

 

研修・セミナー講師を頼まれたら読む本 (DO BOOKS)

研修・セミナー講師を頼まれたら読む本 (DO BOOKS)

 

 

詳しい感想は読書メーターhttp://book.akahoshitakuya.com/

に書いた通りだが、気づきと言う点では「なるほど!」と

いうよりは「やっぱりか!」と膝を打つ部分が多かった。

 

つまり、新たな「知識」を得たというより、自分の

「仮説」が裏付けられたという感じ。ただ、自分の少ない

経験だけでなく、23年の大ベテランの研修講師も同じことを

強調しているというのは大きな自信になった。

 

本の内容を鵜呑みにするなら、かなり大げさに言えば

私は現時点でセミプロレベルの研修講師ということになる

(実際、多くは「やっている」。まあ、「できている」

かまではまだ課題だが……)。

 

むしろ、この人の研修を直接受け、「プロの研修」を肌で

感じ、その経験を大いに盗みたいと感じた。こういう本は

決して多くない。

 

「経験を盗む」以外に、こういうレベルの人の研修やセミナーを

受けたいもう一つの理由がある。それは「天狗の鼻をへし折って

もらう」こと。

 

普段ベストプラクティス(お手本)として見ているものが

良すぎるのか(ネット時代の悲しい性か)、最近は普段の仕事の

範囲では「これはすごい!自分もまだまだだな」と思わせて

くれるものにとんと会えなくなってしまった。

 

もちろん、謙虚さが重要なことは言うまでもないし、自分に常々

言い聞かせてはいるけれど……やっぱり、言葉だけでのセルフ

コントロールは限界があるとひしひしと感じる。

 

ドラッカー論語などを読めば、更に目指すべき高みがあることを

まだ思い出せるのがせめてもの救いだけど……これもそのうち効果が

薄くなるのは目に見えている。やはり、本には「ライブ」ほどの

パワーはないから。

 

大前研一氏も言っているように、このような状況になって

しまったら結局は「武者修行」に行くのが一番なのだろう。

だから、こういうレベルの人たちの「仕事」に触れ、自分の

至らなさを「身をもって知る」のが一番だと強く感じる。

 

もう一つのアプローチとしては、自分自身が講師をすること。

経験を通してできていること、できなかったことをもう一段

高い段階で理解すること(自分で「やっている」の更に上が

「教えられる」)。これは今月末の講演である程度達成できるはず。

 

なんにせよ、今の私には「天狗の鼻をへし折ってくれる」相手が

本当に必要なようだ。うぬぼれの沼に沈み切る前に……どうして

こうなったorz

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来月の研修コーディネーター協会、なんとか時間作って

参加したいな……グルメになりすぎるのも善し悪しだ(汗)。

 

 

●今日の一言

「天狗の鼻をへし折ってくれる人を見つけましょう」