山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【プレゼン・スピーチ】ビデオでかけ算で振り返ろう

こんばんは、山田太郎(仮名)です。

 

今回は、前回の記事の内容の補足で

「ビデオで振り返る強みは、話し手の理解と

聞き手の視点のかけ算」という話です。

ことばのかけらを除くと久々の新作記事ですね(^^;)

 

ちなみに前回の記事はこちら

yamadakameimemo.hatenablog.com

 

ということで、前回の記事にある通り私はかなり

「ビデオ推し(ビデオ推奨派)」なのですが、

改めてその利点を整理してみたらこんな感じになりました。

 

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有名な「ジョハリの窓」の応用ですね

ジョハリの窓:自分と他人から見て見える部分、

見えない部分を整理し、自分の成長に役立てる手法)。

 

ちなみに、話し手と聞き手の位置が原法と逆なのは

意図的です。プレゼン向けに整理した場合は私自身が

この方がしっくり来るので。

 

話を戻して、見ての通りビデオの一番の強みは「話し手として

内容を深く理解した状態で聞き手の視点で見れる」

ことに尽きると思います。

 

話し手というのは内容を深く理解しているからこそ、

そして思い入れが強いからこそ、どうしても無意識に

話し手目線で固定してしまいがちです

(これは必ずしも悪いことばかりではありませんが)。

 

そして、当然「反省」をする時も、この視点の固定は

無意識に影響します。

 

逆に、聞き手からもらうアンケートやインタビューなどの

フィードバックは、「聞き手にどう伝わったか」という点では

とても有用ですが、話し手の「本当は何を伝えたかったか」

などの細かい意図まではカバーしきれません。

 

これに対し、ビデオを使って自分で振り返れば、話し手の

理解を持った自分が、かなりの部分聞き手の視点で見ることが

可能になります。

 

これは私自身不思議なのですが、特に工夫などをしなくても

画面に映る自分を見ると「聞き手モード」というか、聞き手視点に

なることができます。

 

まあ、あえて言うなら「他人のプレゼンのアドバイスを依頼された

つもりで見る」くらいでしょうか(ただの気の持ちようではありますが、

こうすると恥ずかしさもかなり軽減されます)。

 

もちろん、厳密には話し手の自分はやはり内容を相当理解している

ため「わからない人がどうわかるか」という点はカバーしきれない

のですが(なので、スライドでもインタビュー・アンケートの方が

縦に長いのです)、それでも話し手視点のみで振り返るより相当有効です。

 

 

話が長くなりましたが、まとめると「ビデオを使うと話し手の

理解と聞き手の視点のかけ算で自分のプレゼンを振り返れる」

ということです。

 

とても有効なので、さらなるプレゼンの向上のために

ぜひ試してみて下さいね(^^)/

 

 

◆参考:手書きビフォーアフター

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手書きの素案>        <スライド(再掲)>

(75×75mmのふせんです)

 

こんな感じで、手書きの図解をスライドに落とすのも「伝える」トレーニングに

なっていいですよ(^^)/ どんなアイデアも、まずはメモにして「捕まえる」

のが大事です。荒くてもとりあえず形にすれば忘れないし、アイデア

とても磨きやすくなりますからね。