【プレゼン・スピーチ】プレゼン勉強会(3/27)に参加してきました!+プレゼン勉強会の紹介
こんにちは、山田太郎(仮名)です。
今回は、ようやく週末で時間と体力(そして気力)に多少余裕が
できたので(苦笑)、先日(3/27)に参加してきた野村尚義さんの
プレゼン勉強会の感想をば。
まあ、個人的にはこれ以上広く知られてこれ以上参加しにくくなっても
少々困るのですが(苦笑)、今の時代どうせいいものは放っておいても
広がりますので。それなら(いい意味で)諦めて記事書いちゃいましょう(^^;)
(なお、事前に記事の許可は頂いております)
では、前置きはこれくらいにしてさっそく感想を。
【プレゼン勉強会】
(Facebookのイベント画像。※使用許可は頂いております)
●参考リンク
www.strategic-presentation.com
現状はほぼ Facebookでの申し込みオンリーとなっているようです
(もしかしてメルマガでも申し込めるかも)。
というか、少人数制(通常8人前後。今回のみ例外的に約20名)
のためFacebookだけの募集とは言え油断するとすぐ満席になります。
今までもしばしばキャンセル待ちで涙した方がいたようです(リピート率が
やたら高いので、その人たちがすぐ申し込んでしまうのです。私含め(^^;))。
時間は第4金曜日が多く、19:15~21:15。
場所は千代田区の竹橋駅近く、ちよだプラットフォームスクエア。
で、内容ですが、通常は10名弱の少人数で
濃厚に行うのですが、今回は申込者が20名と多かったため、
会場もいつもより広く、また進め方も一部今までと違っていました。
基本的な流れは
勉強会の趣旨について説明
→自己紹介(ショートプレゼン。各人1分)
→勉強会で持ち帰ってほしいこと(分析眼)について
→デモプレゼンター1人目がプレゼン(5~10分)
→プレゼン分析タイム(3分)
→デモプレゼンター1人目に参加者がフィードバック(参加者1人につき3分)
→野村さんがデモプレゼンターにフィードバック(15~20分)
→デモプレゼンター2人目も、上記の流れでプレゼン、フィードバック
→まとめ
という感じです(時間は大まかなもの)。
それぞれについて、メモの写真も交えながら
簡単に説明+感想を。
なお、私のメモは青が通常のメモ(ホワイトボードの板書や
野村さんの発言)で緑は私自身の気づき(野村さんは言っていない)
ですのでその点だけご注意下さい。
●勉強会の趣旨について説明
まず、野村さんから勉強会の趣旨について説明がありました。
この勉強会では、ともすると実利のみになりがちなビジネスプレゼンだけ
でなはなく、やっていて楽しい「アート」のプレゼンを意識して欲しい、
という話でした。
そうすることで、プレゼンがもっと楽しくなり、楽しければ更に
プレゼンをやりたくなり、実力が上がり、さらに楽しくなり……
という好循環に乗れる、とのこと。
●自己紹介(ショートプレゼン。各人1分)
次に自己紹介。今回は人数が多かったので4~5人1組の
グループワーク形式でした。自己紹介プレゼンも3分程度の
時間で作り、1分程度話す、という形式。
その後、「どの人とビジネスパートナーになりたいか」を
指さすというワークをしました。そして、意図開き(※)として
「指をさした人を『なぜ選んだのか』、また、その選んだ理由は
自分に当てはまるか。それがプレゼンのキモ」という説明がありました。
※意図開き
ワークの意図を開示し、「自分のやった意味」を理解して気づきの
度合いを深めてもらうこと
(ちなみに私は実は入念に準備していたのに指してくれた人が0/3人。
さすがに凹みました……後に振り返って見ると当たり前だったのですが、
それはまた別の機会に記事にするかもしれません)
この写真の上の階段状のグラフは、自己紹介の説明で
「価値(仕事がデキる)」と「関係性(一緒にいたい人)」の
2つの軸で人の価値を考えよう、という話でした。
(メモにはありませんが、この2つの図の間に元々ある
せっかくの価値を極力目減りせず聞き手に届けよう、
という話がありました(いつも聞いているのでメモしていませんでした))
●勉強会で持ち帰ってほしいこと(分析眼)について
先ほどの写真の下のグラフは、プレゼン力を高めるには、自分で
プレゼンして学ぶだけでなく、分析力を高めて他人のプレゼンから
ヒントを学べるようになれば、成長が大きく加速する
(成長の角度が上がる)という話でした。
実際にプレゼンして参加者と野村さんからフィードバックを
もらえるプレゼンターももちろん勉強になります。
ただ、そういう意味で実は一番「おいしい」のはそのプレゼンを
まず分析して分析眼を磨き、そのあとプロの野村さんの分析を
聞ける(自分の分析と比較できる)「オブザーバー」である、
というのがこの勉強会の大きな特徴ですね。
(Facebookで阪井 裕樹さんよりコメント頂き加筆しました。
阪井さん、ありがとうございます!
●デモプレゼンターがプレゼン(5~10分)
プレゼンターが実際に、参加者の前でプレゼンをします
(通称「生贄」(笑)。でも実際にはみんなやさしいですよ)。
これは2人目のプレゼンターの市川さんのプレゼンを
聞いた時の内容メモです。
これについては詳細は後日別記事で書くので、今回は
プレゼンをじっくり聞くんだ、程度に考えて下さい。
●プレゼン分析タイム(3分)
プレゼンを分析した結果をフィードバックシートに記入しながら
整理します(これは私が手を加えたもので、オリジナルのシートは
入手でき次第掲載予定です)。
なお、本来はプレゼンを聞きながら同時にこちらに記入して
いく形式ですが、私はプレゼン内容の把握を最優先にするため、
プレゼン後にこちらを書いています。まあここは好みです。
ちなみに、今回は「一通りかいた跡、自分が『埋められて
いない』枠を埋めるように意識すると、成長のヒントになる」
というアドバイスがありました。言い換えれば、自分の分析眼の弱みを
見える化し、意識的に深掘りする、ということですね。
自分の書いたフィードバックシート(これは勉強会で使っている
フィードバックシートに私が自分なりに手を加えたものです。
オリジナルのシートはあとで掲載予定です)
●プレゼンターに参加者がフィードバック(参加者1人につき3分)
上記の記入したフィードバックシートを元に、プレゼンターに
フィードバックを行います。
ただし、勉強会の趣旨は先に書いた通り「参加者の分析眼を鍛える」ことが
メインなので、くれぐれもただの「ダメ出し」にならないようにと
再度注意喚起がありました。この辺の心配りもさすがですね(^^)/
ちなみに、このフィードバックもショートプレゼンのようなもので、
自分が見つけた良かった点、気になった点、提案のうち、3分
(この回は1分半でした)でどれを選択し、プレゼンターに
伝えれば一番プレゼンターのためになるか、
というとても有効な取捨選択のトレーニングにもなります。
なお、今までは少人数だったのでプレゼンターが直接全員の
フィードバックを聞けていましたが、今回は同グループのみでした。
ただ、その分参加者全員から「一番良かった点」「一番の改善点」に
ついての小さなコメントシートをもらっていました。
●野村さんがデモプレゼンターにフィードバック(15~20分)
そして最後に真打の野村さんからフィードバックがじっくり行われます。
3回目になりますが、野村さんのプレゼンの構造の把握能力と、
それを踏まえた最適化能力(どこに何を入れれば最も聞き手の心に
響くようになるか)には驚かされます。
……と、すいません、つらつらと書いてきてしまいましたが、だいたい
こんな感じです。とにかく、一番のキモは「プレゼンするだけでなく、
聞き手視点で分析眼を鍛え、自分に活かす」という部分だと思います。
私もトーストマスターズクラブ含め結構色々な数のプレゼンの勉強会に
参加してきましたが、これをメインに掲げているのは私が知る限り
野村さんの勉強会のみですし、とても価値のあることだと感じています
(プレゼンターのプレッシャー軽減を含めて)。
今回は思い入れも強くかなり長々書いてしまいましたが、お付き合い
頂きありがとうございました。近日中に私がどうやって分析をしたか
という「分析デモ」の記事もアップしようと思うので、お楽しみに(^^)/
●今日の一言
「人の振り見て我が振り直せ」(ことわざ)