山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【マーケティング・広報・PR】おいてけぼりにご用心!+今後のすることメモ

こんばんは、山田太郎(仮名)です。

 

今回は「広報担当は自分の成長に伴いターゲットを

おいてけぼりにすることがあり、定期的に振り返ろう」という話です。

 

私はトーストマスターズクラブというスピーチクラブの

広報担当をしているのですが、そのあり方について

ある方からコメントを頂き、今日は少し考えていました。

で、改めて振り返って見ると……あ、これはちょっとまずったな、と汗

 

何がまずかったって、振り返って見ると結局「自分の書きたい

こと(聞きたいこと)を書いていた」んですよね汗

 

実をいうと、担当者交代の際に特色を打ち出すために

そもそも「教科書的な知識だけではない、仕事に役立つ

知識の使い方を、私自身の体験談をもとに書いていこう」

というコンセプトで書いていたものです。

 

このコンセプト自体は問題ないのですが、私自身の成長

(あえてこう書きます)とともに知らず知らずのうちに

本来のターゲット(スピーチやプレゼン、コミュニケーションに

自信のない人)を置いてけぼりにしていたかな、と……。

 

また、私の記事は「知っていることを、いかに行動にうつすか

(あるいは、より良くやるか)」という視点で書かれているものが

多いです。つまり、どちらかと言えば知識が既にある程度ある中級者

以上向けなんですよね。だから、その知識自体がそもそもない本当の

初心者をターゲットとするなら、やはりミスマッチだったのでしょう。

 

振り返って見ると「ブログ読んでるよ、すごくためになるね!」という

お褒めの言葉は複数の方から頂いていたのですが、それもほとんどが

スピーカーとしては中級者以上(経験年数2年以上)の方々だったん

ですよね。メインターゲットのはずの新入会者からは言われたことがない汗

 

ちなみに、当初のブログコンセプトは今でも正しいと思っていますし、

今の広報としての記事もあれはあれで十分価値のあるものを書いている

自負はあります。

 

ただ、振り返って見ると「必要としている人に、必要な情報を届ける」

という広報の仕事、という切り口では、ちょっといまいちだったかな、

と思わざるを得ませんでした。いくら質の高い記事でも届ける相手を

間違えていては十分な仕事はできませんからね汗

 

結局、私は「自分が書きたい、そして昔読みたかった記事」を

書いているうちに、自分の成長とともにターゲットから外れた

記事を書くようになってしまった、ということでしょうね。

まさに成長の思わぬ落し穴、と言ったところでしょうか(^^;)

 

本当は上記を踏まえてのこれからすることを以下に書く予定

だったのですが、またしても長くなりすぎたので(苦笑)、それは

補足の「自分メモ」に譲り、記事本編としてはこの辺で閉じましょう。

 

まとめると「『自分が読みたい記事を書く』のはモチベーションの

点でもとても有効だが、広報担当の成長に伴い知らず知らず

ターゲットから外れた記事を書いてしまう危険性もある。

定期的にターゲットとの距離感を確認しよう」ということでしょうか。

 

 

では、とりあえずこの辺で。今日私が「不変のマーケティング」を

途中まで読んで考えた「すること」に興味がある方は下の「自分用メモ」をどうぞ(^^)/

 

 

●今日の一言

「『自分のされたいようにする』はコミュニケーションの出発点。

 ただし、自分の現在位置は定期的に確認しておこう」

 

 

 

◆補足 自分用メモ(これからすること)

 

・「広報の仕事」としては、もう一度再設計を行う。ただし任期があと

 2か月しかないので精査は行わず、簡単な内容にとどめる

 

・まず欲しがる人がいるか確認する。それから商品(ブログの記事)を作る

・どんな商品がよいかは、まずは既存顧客(メンバー=お金を払って

 契約してくれた人)に聞く

・下調べとして、入会時のアンケートを再確認する

・ブログの位置づけを再度明確にする。通常の広報としてならトーストマスターズ

 クラブの場合基本的に「見学に来てもらう」のがブログとしてのゴールと

 なるため、「見学に来るメリット」を意識して書くのが基本

・見学者の「痛み」と「あるべき姿」の確認。それを意識した記事の作成

・基本的には、「自分が見学者だった時して欲しかったこと」を念頭に置いて書く

 (ただし、私自身は見学時に一切ブログを見ていない。HPのみ)

・相手の予想を予想し、それを上回ること(バランスを崩すこと)をする

 (ただし、やり過ぎない程度に)

・「いずれやるからまあいいや」ではなく「いずれやるから、いまやろう」と

 思わせられる仕組み(機会損失の強調など)

・世相の流れの活用

・基本的には「バカでも売れる」(誰がやっても反応がある)ものを扱う

・ただし、それだけに満足せず、入会後は本人のレベルアップに合わせて

 アピールする世界を広げる(スピーチの技術→リーダーシップの技術。

 話がうまいだけでは人は継続的には巻き込めない、など)

・なんらかの形で「保証」をつけられないか考える(お試し2カ月入会など?

 見学が3回までOKなので1カ月=2回では短すぎる。2カ月時点で改めて

 続行の意思表示をすることで、参加意欲の向上も図れるか?)

・「明確な指示」を入れてみる?(ウザいような気もするが……)

・「お客様(入会者)の声」の収集、掲載

・見学者の不安をリストアップし、保証等で対応する

・見学者の検討プロセスを洗い出し、それに合わせた説明をする

・小田原トーストマスターズクラブとしての実績を明示する(入会者16名、

 ラジオ出演4回……)

・「大義名分」をもう一度確認する(トーストマスターズクラブなら必ずあるはず)

・確認した大義名分を軸に広報を行う

・写真の活用

・広報媒体ごとの見学者、入会者、時期、目的の把握

・アンケートの再設計(より仮説を検証できる形に)