【本の紹介】論語絵本~見てわかる、わかりやすい「論語」~
こんばんは、山田太郎(仮名)です。
今回は本の紹介です。
今回は「論語絵本」です。
生き方・あり方に関するの本の中でも、
間違いなく私のお気に入りの一冊です\(^o^)/
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【論語絵本】~”見てわかる”、わかりやすい「論語」~
おすすめ度:★★★★★(5/5。おすすめ!)
人としての「道」を学ぶため購入。
この本は、一言で言えば「見てわかる、わかりやすい論語」。
論語で理屈抜きで心に染み渡る章、短い言葉で
ハッと気づかされるような章を91章選び、
現代語訳と挿絵をつけたもの。
日常で使うようなわかりやすい現代語訳と
やや癖はあるものの内容を押さえた趣ある挿絵による
2つのわかりやすさが、この本の大きな特徴だろう。
(過去記事でも使用した画像。「自分で自分を枠にはめている」
のがよくわかる絵だ。なお青ペンの書き込みは私のもの)
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特に印象に残った部分として(一部意訳あり)
「己の欲せざるところ、人に施す(ほどこす)ことなかれ」
(自分がされて嫌なことはするな)
「先ず(まず)其の器を利にす」(職人はよい仕事をしようとする時、
必ずまっ先に道具を研ぎ澄ます)
「その身正しければ、令せずして行わる」(自分が正しい行いを
していれば、人は命令しなくても動いてくれる)
「夫(か)の人言わず。言えば必ず中る(あたる)あり」(口数は
少ないが、言えばそれは必ず的を得ている)
「過ちて改めず。これを過ちと言う」(あやまちを改めないことが
あやまちなのだ)
などを、自らの行動に取り入れようと思う(残りは下の「自分用メモ」に)。
基本的には論語なので、読んでいくことで、志高く、目線を
高く持つことを思い出させてくれる。
しかも、前述したように言葉も絵もわかりやすくやわらかいので
「押しつけがましくない」のが大きな特徴だろう。
ちなみに、余談だが私はこの本を読んで以来いつも
「されていやなことはしない」(己の欲せざるところ、
人に施すことなかれ)を心がけるようになった(まだまだ道半ばだが)。
とても読みやすい本で万人に勧められる良書。特に論語に興味は
あるが字がびっしりしている本はちょっと……という人や、
論語を読んだことはあるがいまいち頭に入らなかった人、
お子さんに読み聞かせたい親御さんにもおすすめできるだろう。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
論語絵本、とてもいい本なので、ぜひ一読してみて下さいね\(^o^)/
●今日の一言
「己の欲せざるところ、人に施すことなかれ」
●今回の本(おすすめ度:★★★★★(5/5。おすすめ!))
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