言葉のかけら(「やったぜ!→できてない」の法則)
経験的に「やったぜ!」と思うほどうまくやったと思った時は、実はだいたいうまくできていない。
正確には、テクニック的には確かに巧みかも知れないが、テクニックに気を取られ過ぎてその根源にある相手への心配りや気持ちが欠けていることが多い。言い換えれば「やり方はよくても、あり方がよくない」。
当然、ほとんどの場合はうまくいかない(少なくとも、期待したほどの成果はあげられない)。
本当にうまくいったときは「やったぜ!」などとは思わず、むしろ悩みに悩んで「何とかなった」という気分のことが多いように思う。ただ、この辺りはまだまだ経験が必要。
何にせよ「やったぜ!」と思ったら、一度立ち止まり「やり方」だけでなく「あり方」も見直そう
●参考
「仏作って魂入れず」(ことわざ)