山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【図解・スライド作り】伝わる図解は印象勝負!

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(スライドタイトルのメッセージに対して考えた図解案)

 

図解の強みは、自分の意図した”印象”を

強調できること。

 

内容は同じでも、どんな図解を選ぶかで

相手に伝わる”印象”は大きく変わる。

 

たとえば「自分だけしかできない仕事

は実は多くない」というメッセージなら、

 

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この2つの図は、スライド下段の

文章(メッセージ)は同じだが、

与える印象はかなり異なる。

 

結論から言えば、1つ目の図より、

2つ目の方がよりメッセージの

”印象”を伝えられる。

 

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こちらの図は良く整理されている

ものの、「自分だけの仕事」の面積が

他の3つと同じになっており、見た目の

重みづけが均等になっている

(元々そういう図解なのだが)。

 

そのため、「自分だけしかできない仕事

多くはない」というメッセージが

一目では十分に伝わりにくい。

 

●関連記事(このスライドを活かした記事) 

yamadakameimemo.hatenablog.com

 

 

 

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対して、2つ目のこの図は「自分だけの

仕事」の面積が他の2つと比べ小さく、

一目見て「自分だけの仕事は実は少ない

のだ」というメッセージが伝わる。

 

 ●関連記事(このスライドを活かした記事)

yamadakameimemo.hatenablog.com

 

 

 

もちろん、1つ目の図も自分の中で

考えを整理するにはとても有用。

 

また、「苦手」でかつ「自分のみ」の

”嫌々な仕事”に焦点を当てたければ、

むしろ1つ目の図の方がよい。

 

この辺りは唯一の「正解」はなく、

最終的には話し手の感覚と、また聞き手の

タイプにより最適な図解は毎回異なりうる。

 

ただ、どんな場合であれ

 

  • まずはメッセージを明確にし、その”印象”が一番よく伝わる図解を選ぶ
  • 最も伝わる図解は必ずしも自分が考える際に使ったものと同じはない

 

この2つは常に心がけておきたい。

 

 

「伝える」時は頭のスイッチを入れ

替えて、さらにメッセージの"印象"が

よく伝わる図にできないか考えて

みよう。

 

そうすれば、きっともっと"伝わる"

図解にできるはず。

 

聞き手の利益はあなたの利益。

聞き手と自分自身のために、

あともう一頑張りだけしてみましょう(^^)/

 
 
●おまけ

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ちなみに、上記の図解は全て今日の記事用に
ひねり出したのではなく(笑)、実際に先日の記事を
書く際にこれらの図解を考えました
(今回はかなりてこずりました(^^;))。
 
ただ、今さらですが、先日の記事自体、もう少し
メッセージを明確化した方がわかりやすいかったですかね~
 
特に記事の本文が、スライドの印象とちょっとそぐわ
なくなってしまっていたかも汗
 
見返してみると
 
スライド→自分だけの仕事は案外少ない
本文→自分だけの仕事に集中するためには、他の部分をいかに
   任せるかが大事
 
みたいな感じに読めますね(^^;)
 
後日、訂正版の記事を載せるかも知れませんが、何にせよ図解は
メッセージの明確化にも役立つ、ということで他山の石に
していただいてご容赦頂ければ(^^ゞ