山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【論評・アドバイス】アドバイスは深みと拡がりで

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昨日は私の所属するスピーチクラブ(小田原トースト

マスターズクラブ)の所属する地区の論評(アドバイス・

フィードバック)のコンテストがありました(私は

途中で敗退したのでスタッフとして参加でしたが汗)。

 

(論評コンテストというのは、1人のテストスピーカーに

出場者がそれぞれ自分なりのアドバイスをし、

アドバイスの上手さを競うものです)

 

そこで、改めて気づいたことがあったので紹介しようと

思います。

 

気づいたことと言うのは「差別化は『拡がり」だけでなく

『深掘り』でも可能」ということ。

 

今回は複数名で競うコンテストなので「”2番煎じ”に

ならない」というのも隠れたポイントです。

そして、その差別化には大きく2つの方法があります。

 

1つ目は、「他の人が気づかないことを発見する

(発見力)』こと(スライドでは一般化して「本人の視野」

と書いていますがコンテストではこれが他の出場者の

視野になります)。

 

これは、視野を横に拡げて他の出場者が気づいていない

内容に気づき、それを指摘するイメージ。これは「他の

参加者はこれに気づくか?」という問いに置き換えられます。

 

多分、「差別化」というとこれがまず頭に浮かぶと思います

(私もそうでした)。

 

そして、2つ目は「他の人も気づく内容だが、それに

ついての考察の深さで勝負する(深掘り力)」。

 

これは1つ目が「横」に拡げたのに対し、こちらは

「縦」に深掘りするイメージ。「他の参加者はここまで

深掘りできるだろうか?」という問いに置き換えられます。

 

例えば、「当たり前」のことでも、話し手が「知識」止まりの

話しかできていないのを、「どう必要性を理解してもらうか」

や「行動するにはどうすればいいか?」というレベルまで

深掘りすれば、この「深掘り」のアドバイスになります。

 

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そう考えると、私自身も今まで無意識にやってはいたのですが、

今回、他の方の論評を見ていて改めてそれに気づく(意識化

する)ことができました。

 

ちなみに、お気づきの方もいるでしょうがこの考え方は

アドバイスだけでなく一般的に応用が効きます。

 

ざっくり言うと「自分しかできない(他の人はそもそも

できない)」(横軸)と「他の人もできるけど、自分は

出せる成果が極めて高い」(縦軸)という感じですね。

 

 

まとめると「差別化は『横の拡がり』だけでなく

『縦の深掘り』でも可能」ということですね。

 

 

改めて、他の方を見ることでも色々な学びがあるものですね。

非常に勉強になりました(^^)/

 

 

●関連

www.district76.org

 

◆補足

Facebookへの紹介文を転載

 

【論評・アドバイス】アドバイスは深みと拡がりで

ブログを更新しました。昨日の論評(アドバイス)コンテストで他の方の論評を聞いていての気づきについてまとめてみました。

アドバイスをする時は本人の視野を中心に「横の拡がり」と「縦の深掘り」の2種類の方向性があります。これはアドバイスに限らず他のことにも応用が効きます。

無意識に実践している方も多いと思いますが、意識化するとまた武器が増えるものです。ぜひ意識してみて下さいね(^^)/