【プレゼン・スピーチ】思い入れは独りよがりの始まり
思い入れが強ければ強いほど、話し手は意図的に聞き手に
近づためにより努力が必要。
思い入れ自体は、もちろん話し手としてとても大切な
もの。むしろ、思い入れが全くないならそれについて
話すべきではないとさえ言える。
ただ、どんな人でも無意識に他人に自分と同じものを
求めてしまうもの。
思い入れが強ければ強いほど、ともすれば「この考え方が
一番。他はダメ」「この必要性はこの伝え方でわかって
当然」と無意識に”傲慢”になりがち。しかもそれは
自分ではわからなくても聞き手には気づかれてしまうもの。
自分だけ気持ちよく話して周りのひんしゅくを買う
”ハダカの王様”にならないためにも、自分が「語りたい」
ものであればあるほど自分を客観視し、意識的に聞き手に
近づく努力をしよう。
そうすれば、めぐり巡って「語りたい」そのものの良さは
もっとたくさんの人に伝わり、受け入れられるだろう。
思い入れが強いことほど、「自分がなぜこの話をするか?」
もう一度この問いをして、聞き手に近づく工夫をしたいものですね(^^)/