山田太郎(仮名)のメモ帳

生き方、時間術、プレゼンやコミュニケーション、人材育成などについて日々の気づきを書いていきます

【プレゼン・スピーチ・コミュニケーション】言葉の「壁」、意識していますか?

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所属している「小田原トーストマスターズクラブ」という
スピーチクラブで、見学者、新入会員の声に答えて
「トーストマスターズクラブ用語集」というものを
作成しました。

 

そういえば、学生の頃初めて病棟実習に出た時は、
まずカルテの意味の分からない略語を調べるところ
が最初の大きなハードルでした(苦笑)。


出版社も心得たもので、「医学ポケット略語集」
みたいな本も売られていたりして(笑)。

 

「大工と話すには大工の言葉を使え」というように、
専門家(用語の共通理解がある人)と話す時は
専門用語を使った方が話が早くて内容に集中
できますし、また仲間意識も高まります。

 

ただ、気をつけなくてはいけないのはその習慣に
慣れ過ぎて、専門外の人と話す時も無意識に
それを使ってしまうこと。

 

どんな世界も、専門外の人から見れば「専門家の
世界」であり、そこで無意識に使われている
「方言」は専門外の人にとっては大きな理解の
妨げになります。

 

スピーチやプレゼンテーション(テーマがテーマ
なので「プレゼン」ではなく正式名称で。でも
タイトルは略称(笑))の世界でも、言葉づかいに
ついて「10歳の子どもと70歳の老人の両方に
わかるように話せ」という格言があります
(細かい年齢は諸説あります)。

 

私も日常これを意識して

 

「基本、専門用語は使わない
+使う時は必ず1回目に説明をする
+相手が使った専門用語は説明なしで使ってもよい」

 

という線引きでやっていますが、結構難しいですね。

 

事実上頭の中でリアルタイムの通訳をしている
感じなので、正直疲れます(^^;)

 

ただ、それだけに常に意識していないとやっぱり
「壁のない」言葉使いにはならないんだな~と痛感します。

 

ちなみに、英語やカタカナ言葉の専門用語はもちろん、
スピーチの専門家だと一般向けの原稿では四字熟語さえ
使わないようにする人もいますね(四字熟語は多くの
10歳児がわからないため)。

 

私自身の聞き手としての経験からは、「専門用語」の
意味をコンマ数秒(0.2~0.3秒)考えると、
そこで話の流れから取り残されることがしばしば
あるようです。

 

ちなみに、「専門用語」のさらにやっかいな性質として
慣れ過ぎると「これが専門用語であることに気づけなくなる」
というものがあります(汗)。

 

これに対しては、自分自身で気を付けるのには限界が
あるので、「専門外」の人から積極的に「教えてもらう」
ことが重要です(実際、私は実習に来る学生さんに
必ず「わからない言葉なかった?」と聞いています)。

 

 

「専門家には、理解される責任がある」と言いますが、
専門外の人にもわかりやすく価値を伝えられてこそ、
本当の意味での「専門家」と言えるのかも知れませんね。 

 

一朝一夕でできるものではありませんが、出来る限り
言葉の「壁」を取り除き、風通しの良い、聞き手にやさしい
スピーチやコミュニケーションを心がけたいものですね(^^)/

 

 

●関連

「大工と話すには大工の言葉を使え」(ソクラテス

「専門家には理解される責任がある」(ドラッカー

 

◆補足

Facebookへの紹介文を転載(ドラッカーを学ぶグループ)

 

「専門家には理解される責任がある」と言いますが、無意識に築いている言葉の「壁」は「知られるべき人」からの理解を妨げ、組織と自分の成果を損ねます。

 

私自身が日ごろ気をつけている言葉づかいについてもまとめてみたので、もしよろしければご覧くださいm(_ _)m

 

【プレゼン・スピーチ・コミュニケーション】言葉の「壁」、意識していますか?

ブログを更新しました。今回は、ついつい使ってしまう「専門用語」という言葉の「壁」の話です。専門外の人に価値をわかりやすく伝えられてこそ本当の意味での「専門家」。

私の言葉選びの基準や、日々気をつけているコツなども書いてみたので「いくらがんばって説明しても聞き手が『?』と首をかしげるんだけど!」という人はぜひ読んでみて下さいね(^^)/