言葉のかけら(去りゆくものへの感謝)
禅の食事の作法では、食べるときは一口ごとに必ず箸を置くそうです。
箸を置くと次の一口までに「間」が生まれます。その間に目の前の食べ物やそれに関係する多くの人への感謝、そして自分がそれを食すに足る人間であるかを内省するのだそうで。
今日試しにやってみましたが、確かに否が応でも考えさせられますね(笑)。
いい悪いは別にして、食べられたもの(動物に限らず)の一生はここで終わり。「食べた」ものとして、それにふさわしくならないと申し訳が立たんと。
「食べることは生きること」という当たり前の言葉の意味を、もう一度考えさせられます。
時間に多少の余裕は必要ですが(とは言っても5〜10分くらい?)、みなさんもぜひ一度試してみてくださいね(^-^)/