【今日の名言(2015/11/29)】偉人の屍を越えてゆけ
「偉人を仰ぐことは易々たることであるが、偉人に肉薄し偉人を超出することは誠に稀世の事柄である。
師の屍を越えていくことこそ、真に師を尊敬するゆえんである」(森信三)
いやはや、見事の一言ですね(^^;;
師を越えるのは自らの名誉欲ではなく、ただ師を尊敬し、その道を継がんがため。
師が偉大だからこそ、それを継いだ弟子は世を去った師に代わり、その道をさらに高みへと押し上げなければなりません。
もちろん、師が偉大であればあるほど、それは想像を絶する難しさとなるでしょう。
たとえ自分が越えられなくても、師の意思を継ぐさらなる後進を育て、後進一同としていつか師を超えること。
それこそが本当の意味での師への敬意であり、また弔いなのだと思います。
ちなみにこの名言、私がだいぶ前に下書きのままにしておいた記事(関連記事)とほぼ同じことを言っていて、きちんと記事にする前に読んでしまって不覚としか……
ただ、これがきっかけとなり2つとも追記して、今回ようやくきちんとした記事の形で日の目を見ることができました。人生万事塞翁が馬(^^ゞ
死した偉人、生ける後進の尻を叩く……まあ、それも含めて先人畏るべし、ということでしょうか(^^;;
⚫︎今回の出典
- 作者: 森信三
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