山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【論評・アドバイス・プレゼン】ほめ方は「加速」して

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こんばんは、山田太郎(仮名)です。
今回は、アドバイスの工夫3部作の第2部として
「ほめ方を『加速』する」という話です。


ちなみに前回の記事はこちら
yamadakameimemo.hatenablog.com

ほめ方を「加速」する

昨日の記事では「アドバイスでも聞き手の感情をデザインする」
と言う考え方からまずは全体像として「アドバイスにも
ストーリーを作ろう」ということを提案しました。

そして、今回の記事は「ほめる→提案する→ほめる」の
サンドイッチフォーマットの最初の「ほめる」について。
一言で言うと「ほめ方を『加速』しよう」ということです。

いいものほど後にする

具体的には、3つの「ほめポイント」があったとしたら、
少し順番を工夫してそのまま伝えるのではなく、

1つ目:よかったです(^ ^)
2つ目:良かったです!(^-^)/
3つ目:とっても良かったです!!\(^o^)/

のような感じで、徐々にほめ方をヒートアップ(笑)しようと
いうことです。
(ちなみに、この顔文字付きの話し方は知り合いのプロの
司会の方が原稿作りで実際にやっている方法ですΣ(゚Д゚))

●関連
ameblo.jp

ほめる順番 > ほめ方

ここで重要なのは、単純に「ほめ方」(伝え方)を
グレードアップするというより、「ほめる内容」自体を
1つ目→3つ目の順により「ほめるに値する」ものを選ぶということ。

たとえば、普通の人のレベルを50として数字で表すと、

1つ目:60
2つ目:70~80
3つ目:80~100

というように「ほめる内容」をグレードアップしていく。
あ、もちろんとてもすばらしいプレゼンなら
80→90→100でもいいですよ(笑)。

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こうすることで、相手の感情もどんどん盛り上がって
くれるはずです(^^)/


ちなみに、逆に最大の「ほめる内容」から
初めて「良かった順」に伝えると

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このように気持ちの盛り上がりが「尻すぼみ」に
なるというか、後になるほどせっかく上がった
テンションが落ちてしまいます(^^;)

ということで、良かったものほど後に伝えて
聞き手の気持ちの盛り上がりを演出しましょう(^^)/

アドバイスする側にもかなりの「分析眼」が必要

ただしこの方法、前提条件として、アドバイスする側にも
ただいいところを見つけるだけでなく、更に一歩踏み込んで
その良さを測れる(重みづけをできる)分析眼が必要とされます。

当然ですが、自分自身がまず「ここが最大の『ほめポイント』!」
と確信が持てなければ、それが相手に伝わるわけが
ありませんからね(^^;)(だから「応用編」なわけです)

これは一朝一夕で身につくものではないので、日々の精進が必要ですね(^^)/
(記事末尾に私が分析眼のトレーニングで参加している勉強会も
こっそり紹介しています(^^;))

ただ、分析眼さえ身につければ、とても役立つ方法だと思うので
ぜひ試してみて下さいね\(^o^)/

おわりに

ということで、今回はアドバイスの工夫第2弾として
全体像に関連して

「ほめ方を『加速』する」

という話でした。

ただほめるだけでなく、その順番も工夫することで
聞き手の「盛り上がり」もより受け入れやすくなるように
演出できます。

実は私は感情を「コントロール」するのはなんか
詐欺師っぽくてあまり好きではないのですが、
まあこういう聞き手のためになるものならアリかなと(^^;)


どんなものでも、ただ行うのと目的を持って意識しながら
行うのではその効果は大きく異なるもの。

私も実践した結果を今度記事にしてみようと思うので、
ぜひ皆さんも試して見て感想を教えて下さいね\(^o^)/


次回はアドバイスの真ん中、提案の工夫として
「提案には『驚き』を!」です。お楽しみに!(^^)/


●関連
「ほめポイント」を探すためのプレゼンの分析眼を磨くのにとってもおすすめ。
実は私もこっそり参加しています(^^)/
www.strategic-presentation.com


◆補足
これはトーストマスターズクラブで3分程度の
まとまった時間をとって行う「論評」を念頭に
しているので、日常でさらっと他の人をほめる時に
使うには少し工夫が必要かも知れません。

ただ、例えば面談など少しじっくり話せる場なら活用できる
でしょうし、考え方自体は広く応用できるので、
ぜひ一度試してみて下さいね(^^)/

これはトーストマスターズクラブで3分程度の時間をとって行う
「論評」を念頭にしているので、日常でさらっと他の人を
ほめる時に使うには少し工夫が必要かも知れません。
ただ、例えば面談など少しじっくり話せる場なら活用できる
でしょうし、「相手の感情の流れ(傾き含む)をデザインする」という
考え方自体は広く応用できるので、ぜひ一度試してみて下さいね(^^)/


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