山田太郎(仮名)のメモ帳

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【プレゼン・論評・アドバイス】プレゼン分析+聞き手の感情を意識したアドバイス例2(原さんデモプレゼン)_分析編

今回は、プレゼンの分析・アドバイス例2として、先日プレゼン勉強会「Prazy」でデモプレゼンテーションを披露していただいた「原良恵」さんのプレゼンを分析、アドバイスを作ってみました。

原さん、ご協力ありがとうございます!(^^)/

ちなみに、またやたら長くなったので(苦笑)、分析編とアドバイス編に分け、こちらは前半の分析編になります。プレゼン分析の参考になれば幸いです(^^ゞ

ちなみに後半のアドバイス編はこちら

yamadakameimemo.hatenablog.com



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分析の流れ

今回は以下の流れで分析・アドバイスを作りました。

  1. リアルタイム分析
  2. 分析の軸(メッセージ)の確認
  3. メッセージと3つの切り口での分析
  4. チェックリストを使った分析
  5. まとめと「まねポイント」
  6. アドバイス選択

この記事では1.リアルタイム分析~5.まとめと「まねポイント」を扱います。

※分析の手順などの詳細は

yamadakameimemo.hatenablog.com

をご覧ください。

リアルタイム分析

Prazy当日、原さんのプレゼンを聞きながら内容をメモ+リアルタイムで良かった点や気になった点、提案を書いていきます。

だいたい内容の6~8割はここで分析しています。

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ちなみに、プレゼンの内容は青、分析内容は緑、重要なポイントは赤です。

ここで、原さんのエピソードが7分弱あることもリアルタイムでメモしています。

分析の軸(メッセージ)の確認

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プレゼンが終わったら「自分が受け取ったメッセージ」を整理します。

今回は

「研修を受けると、暴れ牛が減る」

と書きました。


ここでのポイントは「自分が受け取ったメッセージを素直にそのまま書く」こと。

プレゼンターにとって「意図したメッセージがそのままの形で伝わらなかった」というのも極めて重要な情報です。

そして、それはプレゼンター自身が自分で動画を見返してもわからない、聞き手だからこそプレゼンターに提供できるとても価値のある情報です。

なので、時に厳しいようにも見えますが、私は基本的にはプレゼンターの意図を想像などはせず、ただ受け取ったまま書いています。

(本番での「聞き手」がわざわざプレゼンターの意図に思いを馳せてくれるとは限りませんからね(^^;))。

今回も、実はプレゼンターの原さんが本当の意味で意図したメッセージとは多少異なるだろうとは思いましたが、上記の理由であえてそのまま書きました。

※今回の聞き手は「企業の人事担当または人材育成に携わる立場の人」で、ゴールは研修の受注です

メッセージと3つの切り口での分析

メッセージを軸に、再度メモを見ながら振り返り、「内容」「構成」「伝え方」の3つの大きな切り口で効果的だった点、気になった点や提案を追記します。

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四角内が主な追記分です(他にもあった気がしますが、忘れました……(^^;))。

話を聞きながらの分析だとどうしても雰囲気に流されてしまいがち。

なので、ここではプレゼンの「内容」(特に想定する聞き手に
合っているか)を特に意識しながら分析を追加します。

実際に書いたメモも、「新入社員の声」「導入した会社の声」など、聞き手の立場でこれを追加してもらうとより内容に価値を感じる、という提案が多いです。


また、このプレゼンでは「基本的なスキルを『総合的に』教えられる」のがプレゼンターの原さんの価値です。

なので、「冒頭で1つ1つの基本スキルに対し『これ、自信を持って教えられますか?」とクイズ形式でアイスブレーク(冒頭で雰囲気を和ませる)も兼ねて聞き手を引き込む、という「聞き手に合わせた構成の大きな変更」も提案しています。

これも振り返らないと思いつかないものでした。


Prazy本編ではここで時間切れになるので(いつも「どれを選んでフィードバックするか」でバタバタしてます(笑))、あとは帰宅後に行います。


フィードバックシートにプレゼンメモの内容を整理しながら、再度3つの切り口で漏れがないか大枠を確認します。

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また、フィードバックシートに整理する際第一印象も追記しています。

チェックリストを使った分析

今回からフィードバックシートの小項目をチェックリストとして、最後に分析を追加しています。

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(意外に見落としいっぱいあった(^^;))

まとめと「まねポイント」

最終的に

  • とても良かった          (◎)  8
  • 良かった             (〇)  8
  • 良かった点を更に良くするための提案(☆) 20
  • 気になった            (△) 13
  • 気になった点を補うための提案   (★) 15

が見つかりました(前回の宇治さんよりかなり数が多いのは、分析時間がたくさんとれた+私自身の成長によるものと思って下さい)。

内訳はこんな感じ。

  • コンテンツ(内容)   ◎6 〇2 ☆12 / △5 ★8
  • ストラクチャー(構成)    〇2 ☆2  / △2 ★2
  • デリバリー(伝え方)  ◎2 〇4 ☆6  / △6 ★5

(☆はさらに良くするための提案です)

この分布を見ると、私はどちらかと言えばコンテンツ(内容)とデリバリー(伝え方)の分析が得意のようです(自分がどの分野の分析眼に強みがあるか、どこが補うべきかを知るのも、この分析トレーニングの目的です)。

ここまでで一通りの「プレゼン分析」は終わりです。

アドバイスをしない場合は、最後に総括して自分がこのプレゼンから得た、今後ぜひまねしたい「まねポイント」を書いて終わりにします。

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分析のそもそもの目的は「自分のプレゼンの参考にする」または「アドバイスのトレーニング」ですからくれぐれも分析で終わって満足しないでくださいね。

これだけ時間かけて分析して、自分の身にならないと自分自身が「もったいない」ですから(^^;)

(とはいえ、以前の記事を見ればわかるように私も良くやってしまうのですが(^^;))。

ちなみに私は「勇気をもって自分の失敗経験を語る」をまねポイントにしました。「先生」の立場の人になればなるほど、「失敗を語る」ことは
信頼性低下のリスクも伴いますが、そのリスクを乗り越えてこそ伝えられるものもありますからね(^^)/

おわりに

ということで、前半の分析編はここまででおしまいです。

自分が普段何気なくやっていることでも、それを文字にすると結構大変ですね(^^;)

ただ、だからこそ自分自身認識を新たにできる部分もありますし、今後に活かして行こうと思います。


まずはここまで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)/

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また、何か感想、お気づきの点などあればぜひコメント下さいね(^^)/


後半の「アドバイス編」はこちら

yamadakameimemo.hatenablog.com


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●関連リンク
【プレゼン勉強会「Prazy」】
www.strategic-presentation.com

【デモプレゼンター 原さん】
h-hoppers.com