山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【本の紹介】大学

大学 (講談社学術文庫)

大学 (講談社学術文庫)

おすすめ度:★★★★☆(4/5)

大きな視点でのあるべき姿を知り、実践するために購入。

古代中国の大学校で人を教育する大方針を述べたもの。ちなみに掃除などの日々の行動を通して得を高める書物として「小学」がある。

修身(自らの身を修める)の重要性を折に触れ説き、まずは自身の身を修めていればそれが少しずつ広がり国を治めることになる、と説く。
それを実践するために

  • 一人を慎む
  • 国民は国主の命令ではなく、その好むところに従う。人に言う前に口で言っても君主自身の行動がそれを裏切れば、守られるはずがない。だからこそ、口を開く前に自らがそれを行えているか(禁止するならしないでいるか)を振り返り、まず自らの行動を治める

などを勧めている。私も「口を開く前にまず己を振り返る」を日々の生活に取り入れようと思う。

生き方の本として、今指導的な立場の人だけでなく、広くすべての人におすすめできる良書。逆に、これを読み実践している人にはぜひ指導的な立場に立ってもらいたい(笑)。


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●今回の本
大学 (講談社学術文庫)