山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【人材育成・リーダーシップ・図解】頼み方=育て方

所属するトーストマスターズクラブ(※)の飯塚さんと人への頼み方について話していて、いいスライドができたのでシェアします。人とのやり取りは様々な気づきを与えてくれますね!(^^)/

※トーストマスターズクラブ:コミュニケーションとリーダーシップを学ぶ非営利組織

頼み方は育て方

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人に何かを頼むときは、上のように「確実性」と「自主性・育成力」の2軸で考えると整理しやすいです。

立候補を依頼するのは「隠れた自主性」を引き出しやすく、「自分で手を挙げたのだから」とやってくれる人がいれば一番熱心にやってもらえますが、反面「誰かがやってくれる」とスルーされることもしばしば(^^;)

逆に、個別依頼では引き受けてくれる確率は高まるものの、どうしても「頼まれたからやる」というやや受け身の姿勢になりがちです。

以上のように、全体への立候補の呼びかけ、個別依頼いずれもメリットデメリットがあります。

立候補→有望株へ依頼→ベテランへ依頼の3段構えで

そこで、私は自主性の尊重と確実性のバランスを取り

  • まずかなり早めに全体へ立候補を募集
  • 締め切り3日くらい前に、有望株へ打診
  • 有望株に断わられたら、ベテランへ依頼

という3段構えでやっています。

かなり早めに立候補を募集する必要があるのと、立候補がなかった場合に個別依頼を忘れずにする必要はありますが、今のところ概ね上手く行っています(^^)/

※ちなみにここで言う「有望株」はほとんど経験がないが適性がありそうで、かつその役割を通して成長してくれそうな人、「ベテラン」は数回以上やっている人のことです(なので、新しい仕事だと”ベテラン”がいないという場合もあり得ます)。

時には「隠れて立候補」してもらう

また、「隠れた自主性」の尊重という意味では、裏技として立候補をしてくれやすい人にはあえて水面下で「立候補していただけるときは個別連絡を」と”舞台裏”で動くのもアリだと思っています。

そうしないと、立候補を募集しても、「今回もあの人が立候補してくれたから」「どうせあの人が立候補するだろう」と結局「誰かがやってくれる」になってしまうからです。

実はこの方法は今回のやり取りで思いついたのですが、ぜひ試してみようと思います(^^)/

おわりに

誰かに何かを頼むというのは仕事として確実性が必要な反面、相手を育てる機会でもあります。まず立候補を募集し、それから個別依頼をすることで確実性と自主性(育成)のバランスが取れた対応ができます。


何事も「自分で選ぶ」のが一番の原動力となるもの。ぜひ試してみて下さいね(^^)/


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