山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【本の紹介】残業ゼロの1日1箱仕事術

おすすめ度:★★★★★(5/5。おすすめ!)

タスク管理(特にマニャーナの法則)のさらなる向上のため購入。

「1日の仕事を1つの箱に、適切な量だけ入れてそれを減らすことに専念する」という仕事術。

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内容と良かった点

「1日の仕事を1つの箱に、適切な量だけ入れてそれを減らすことに専念する」という仕事術。

マニャーナの法則と重なる部分もあるが、

  • 未経験の仕事は『まず5分』やってみてそこから見積もりを作る
  • 計画には『それを考えた時の気持ちや動機』も書いておく

など、単純なクローズドリスト(1日にすることを決め、その日は新たな仕事を増やさない=タスクリストをクローズする、方法)の紹介ではなく「クローズドリストをどうやって達成するか」という視点での著者の専門性(心理学)や経験を活かした内容も多く勉強になった。

ちなみに、この著者の本として有名な「タスクシュート時間術」とも重なる部分はあるが、内容が異なる部分もかなりある(特にやる気との兼ね合いなど)ので、両方を読むことでより相乗効果を得られるだろう(少なくとも私はそうだった)。

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また、構成上良かった点として

  • 「1日1箱仕事術」という名前や時間の使い方を買い物に例える(「10万円の予算で20万円のエアコンを買おうとする人はいないのに、時間管理だとそのようなことをみんな気づかないうちに平気でしてしまう)など、言葉遣いがイメージしやすい
  • 「全体像」→「詳細」という構成をきちんと明示してくれるので、頭の中に枠ができて読みやすい

があった。


他に

  • 「やる気を出しすぎない(節約する)」のは人として普通であり、また必要なこと
  • 見通しがなくいつまでもやり続ける必要がある時は、人は最小限のエネルギー(やる気)でこらえようとする

などの言葉が印象に残った。

この本を読んで私がする3つのこと

☑未経験の"こわい"仕事も「まず5分」やって手応えをつかんでみる(そこから見積もりをする)
バイブレーション付きタイマーを買い、タイマーは最初と最後しか見ないようにする
☑明日以降の計画を立てたら、「その時の気持ち(理由)」も書いておく

「マニャーナの法則」をある程度実施して課題だった「未経験のプロジェクトの見積もりをどうするか」という面についてヒントを得られました。また、今もタイマーは使っていますが、「時間になるまで残り時間を気にせずタスクに集中する」ためにさっそくバイブレーション付きタイマーを注文してみました(^^)/

こんな人におすすめ!

「1日1箱」というイメージしやすくまた実践のためのたくさんのヒントが書かれている本で、単独ではもちろんタスクシュート時間術やマニャーナの法則と併用して読むとさらに効果が得られると感じました。

「いつも『終わらなかった仕事』に肩を落として職場を後にする……」という人は、ぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/


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●今回の本
残業ゼロの「1日1箱」仕事術 (中経出版)