山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

人材育成・教育

言葉のかけら(「しない理由」に目を向ける)

他人が何かを「しない」時は、知らない、必要性がわからないだけでなく、やろうとしてもなんらかの理由(外部の制約要因など)で「できない」こともある。「できない」状態で「知らない」ものとして"アドバイス"されると、好意から来るものとはわかっていて…

【仕組み化・成果・人材育成】足跡が財産

(送ったメールを保存し、「型」として育てる) 今回は「自分がしたことの『足跡』を保存し、それを『型』として次回以降も育てていこう」という話です。 私が所属しているトーストマスターズクラブでは新入会員に対してある程度以上の経験を持ったメンバー…

【今日の名言(2015/10/16)】先達の役割

「私は諸君に何も与えることは出来ないが、ただ諸君等を起た(たた)しめることさえ出来れば、それでよい。(中略)諸君等にして今日真に起つならば、最早私の任は終わったとも言える」(森信三 訓言集)いかに優れた先人でも、結局は後進が目を覚まし、自ら…

【プレゼン・スピーチ】思い入れは独りよがりの始まり

思い入れが強ければ強いほど、話し手は意図的に聞き手に近づためにより努力が必要。 思い入れ自体は、もちろん話し手としてとても大切なもの。むしろ、思い入れが全くないならそれについて話すべきではないとさえ言える。ただ、どんな人でも無意識に他人に自…

言葉のかけら(背中でも言葉でも)

世の中は「背中を追える」人ばかりではない。自分自身が「背中で語れる」境地に達した後、あえてもう一度口を開き、背中でも言葉でも語れる先達を目指したい※老子本来の「知るものは言わず」の趣旨とは異なると思いますが、私の心がけということで(^^;;

言葉のかけら(背伸びのさじ加減)

人は他人に何かを教えようとする時、どうしても自分の興味や気づきに引きずられてしまうもの。たとえば、初心者に対して「意味はあるがそこまで伝えると理解が大変になってしまうこと」まで教えてしまう。これは無意識の領域のため、そういう偏りがあること…

言葉のかけら(親切心が仇になる)

何事であれ親切心で詳しく伝えようとすると、結果的に文章が長くなるなど「見た目」が重くなり、相手にとっては”重荷”になることもある。また、説明が長ければ長いほど相手の集中力も分散してしまう。 ”重荷”になりそうな時は、相手の負担まで考慮した対応、…

【学び・人材育成】結果を出すまでが研修です!(9/12追記)

先日、研修コーディネーター認定セミナーで学んだ 研修の評価法がとても有用だったのでスライド化。 漠然と感じながらもうまく言葉にできなかったことが見事に まとめられていて、やはり先人とは偉大なものだと改めて感じました。 自分の経験と頭をひねるの…

【コミュニケーション・人材育成】アドバイスの”後味”気をつけていますか?

こんばんは、山田太郎(仮名)です。 今回は「ほめて終わることの重要性」の話です。 みなさんは、人にアドバイス(欠点の指摘も含みます)を する時どういう風にしていますか? 人にアドバイスする時、ただ欠点を指摘するだけでなく、 まず相手をほめて相手の…

言葉のかけら(育てた「型」が自分自身)

書式やマニュアルなど、自分なりの「型」を作り、それを育てることが自分自身を育てることにつながる。大筋は作成当初と同じでも、相手に合わせて、何より自分自身の成長(内容についても、伝え方についても)に応じて何かしらの変化があるもの。手直しが全…

【マネジメント・絵解き】自分たちの組織、語れますか?

昨日の記事「自分たちの組織、語れますか?」の図解化。 本当はセルフコラボとして昨日のうちにアップする予定でしたが、 諸事情により今日になりました(笑)。 思い入れが足りないとどうしても通りいっぺんの「説明」に なりがちですが、それでは相手の心に…

言葉のかけら(教師の本懐)

教師の本懐は、いつか自分が必要なくなる日が来ること。つまり、教え子が独り立ちすること。そして、巣立った教え子から自分も学び、それを今の教え子へ伝えること。 未来へのバトンはいつも続いている。それを後進により良く伝えることこそ、教師の本懐であ…

言葉のかけら(自分たちの組織、語れますか?)

後進に魅力を伝えるにはただの「説明」ではなく「語れる」先輩が必要。「語る」元は普段の真摯な仕事と、その振り返りにある。自分が良いと思えないものは人には勧めきれないもの。まずは自分たちの良さを再発見することからはじめよう

【マネジメント・リーダーシップ・絵解き】仕事の楽しさはかけ算

仕事の楽しさは仕事内容の楽しさと職場の楽しさのかけ算。 片方が多少低い程度なら何とかなるが、どちらかが限界を越えて マイナスになるともう片方がいかに楽しくても人はやめてしまう (もちろん、両方低すぎてもダメ)。 もちろん、両方は互いに影響しあ…

言葉のかけら(”当たり前”こそ感謝の源)

人の良いところを探す時は「当たり前」なことにも改めて目を向けてみる。 仕事であれば「当たり前」、プロであれば「当たり前」なことも、それがきちんと行われていなければやはり困るもの。「与えられた役割を当たり前にこなす」ことにもまた価値はある。 …

【人材育成・コミュニケーション・自分の測り方】ほめ方3人力

指摘したくなるような他人の欠点(反面教師)を1つ見つけたら、今度は長所を3つ探してみよう。人は理屈や正論だけでは動かない(少なくとも最善の働きはしてくれない)。相手に伝える時にセットにする「ほめポイント」を見つけてこそ、初めてよい先達(人…

言葉のかけら(有能な人の落とし穴)

有能すぎる人は、どうしても自分と比較して周りの不首尾が目につきがち。才(能力)に徳(あり方)を追いつかせるのは難しい。まず逆はまだやさしい(結果が出るまで忍耐力が必要だが)。また、徳は才よりも伸ばすのに時間がかかる。どちらにせよ、最後は「…

言葉のかけら(まず質問で灯りをともそう)

相手のメリットを説く時は、相手が何を大切にしているのか(何をメリットと感じているのか)をもう一度確認する。押し付けの「メリット」は(たとえそれが事実でも)人心が離れる元となる。人は自分で決めたいし、自分を知らない人の言葉には耳を貸したくな…

言葉のかけら(「できない」予習で学びを高める)

「内容を知っている」研修に参加するときは「こうすべき」という知識を予習するのも良いが、「なぜ自分ができていないか」の「実践」について振り返っておくとなおよい。 知っているのにできないなら、それなりの理由があるはず。それは自分にしかわからない…

【今日の名言(2015/08/04)】水やりは成長に合わせて

「人々と学問を討論する場合でも、その人の力量を考慮する必要がある。たとえば樹木の場合、ようやく芽生えたばかりの時は少量の水をやるだけにし、成長に応じ水の量を増やしていく。もしほんの若芽の時に桶一杯の水をざんぶりとかけたなら、水びたしにして…

言葉のかけら(わかる弱み、わからない強み)

何かがわかることは時に弱みとなり、わからないことは時に立派な強みとなる。「わかりすぎた」人には、もう右も左も分からない新人の気持ちは"わからない"。想像はできても、理解して共感はもうできない。そして、無意識に新人との距離が離れ、それは時に離…

言葉のかけら(ベテランのカバー力、恐るべし)

ベテランのカバー力は、ありがたくも恐ろしい。甘えすぎると未来のミスの種になる。特に、担当者がベテランから別の人になると、ベテランが無意識にカバーしていた部分が漏れがち(しかも、そういうものは無意識なので申し送りに入っていないこともしばしば…

【今日の予期せぬ成功】2015/8/2

・トーストマスターズクラブの役員研修で、他のクラブの役員と交流することで自分のクラブでも役立ちそうな工夫を知ることができた →他の経験者との交流の最も大きなメリットは単純な知識よりも「カベの越え方を共有できる」こと。交流する時もそれを念頭に…

言葉のかけら(説得力は行動に宿る)

説得力は行動に宿る。人に何かを指示や勧めようとする時、自分が実際にやっているかで大きく説得力が変わる。たとえば、図解が少なく文字だらけの「図解の本」を買おうと思う人は少ない。また、態度の悪い「マナー講師」の言うことなど誰も聞きはしないそれ…

【今日の予期せぬ成功】2015/07/28

・スキマ時間にスライド資料の読み上げをして順番を手直し →いくら流れを作り込んでも、実際にスライド資料を読み上げると往々にして順番変更や抜けモレが見つかりがち。リハーサルまでとはいかないまでも、読み上げは早めに ・学生の対応をしている時に「み…

【今日の一枚(2015/7/26)】"できない”3つのカベ

「できない」の裏には「知らない、やる気がない、できない」の3つのカベがあり、それぞれのカベで対処法が異なる。 なので、相手に行動してほしければ、まず相手がどのカベでつまづいているかを確認する。 その上で、 「知らない」 →まず基本的な知識やノウ…

言葉のかけら(知るは易く行うは難し)

本を読む時、人の話を聞く時は、常に「知っているか」ではなく「できているか」を思うようでありたい

【今日の名言(2015/07/21)】外の学びと内の思い

「学んで思わざればくらし。思って学ばざればあやうし(知識を得ても自分で考えなければ、何も見えてこない。自分で考えるだけで人から教わらないと痛い目を見る)」(論語絵本p24)学びも内(自分の頭で考える)と外(先人や他人から知識を得る)のバランス…

【本の紹介】会社の業績がみるみる伸びる 「社員満足(ES)」の鉄則

こんばんは、山田太郎(仮名)です。 今回は本の紹介です。なんか久しぶりですね(^^;) 今回は「会社の業績がみるみる伸びる 『社員満足(ES)』の鉄則」です。 所属している「小田原トーストマスターズクラブ」という スピーチクラブで、7月から会員担当という…

言葉のかけら(みんな違って、みんないい)

たとえ自分に何かを求めても、同じものを他の人にまで求めるのは野暮と言うもの(たとえ自分が相手にしていたとしても)。人は感情の生き物だが、それにふり回されるのもつまらない。「みんな違ってみんないい」でかまわない ●参考 「みんなちがって、みんな…