山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【本の紹介】現代語訳 論語

こんばんは、山田太郎(仮名)です。

今回も、本の紹介です。

今回は「現代語訳 論語」です。

私も折に触れ読み返している、非常におすすめの本です(^^)/

 

 

【現代語訳 論語

現代語訳 論語 (ちくま新書)

現代語訳 論語 (ちくま新書)

 

 おすすめ度★★★★★(5/5。おすすめ!)

 

2年ほど前に読了していたが、自分の現在位置を
知るため再読。

 

「言葉ではなく行動でその人(自分も)を見る」
「相手(の受け入れ態勢)に応じて話す内容を選ぶ」
「中庸(偏らないバランスの取れた生き様)」などの
名言がちりばめられており、まさに珠玉の一冊。

 

中でも、

「君子が仕えるのは義を実現するためです。
それが難しいのは、もちろんわかっていますが、
それでもやるのです」

 

という一節には、いつまでも完全を求め続け
挑戦を続けたドラッカーと同じものを感じた。

 

名著と言うのはどれもそうだが、読んでどれだけ

心から腑に落ちるかで、その人の成長段階がわかると思う。

 

そういう意味でも、何度も何度も読み返し、「自分は

『できている』か?」と、自分に問いかけたい。

 

(余談ですが、論語の中でも「自分がされたくないことを他人に

しないようにしたいです」と言った弟子に「それは言うほど

やさしくはないよ。お前にはできないね」という趣旨の文があります。

「知っている」ではなく「できる」を目指したいものです)

 

また、従来の難解な日本語訳の論語を、非常に読みやすい

日本語にして世に出し直した齊藤孝の功績も非常に大きい。

 

原文の格調が失われてしまうという指摘もあるようだが、

個人的には本は内容が一番重要なのであって、まずは内容の

すばらしさをやさしい言葉で説明する、というのもとても

価値のあることだと思う。

 

その上で、より学びを深めたい人は原文で読み、本来の

雰囲気に触れ更に気づきを得ればいいだろう(もちろん、

その方がより学びがあるであろうことは言うまでもない)。

 

高みを目指し孤独に陥った時、または今の自分に満足しそうに

なった時にぜひ読み返してほしい一冊。きっと、偉大な先人の

追うべき背中と、その温かみを感じてもう一度立ち上がる勇気を

もらえるだろう。

 

 

●今回の本(おすすめ度★★★★★(5/5。おすすめ!))

現代語訳 論語 (ちくま新書)

 

 

◆補足

Facebookの紹介文を転載

 

【本の紹介:現代語訳 論語

ブログを更新しました。今回は私の座右の書、「現代語訳 論語」の紹介です。

自分の成長に応じて学びのある本で、何度も何度も読み返し、その度に「自分は『できている』か?」と、自分に問いかけさせてくれます。きっと、最後の時まで私の本棚に居座り続ける本でしょう(ブログ記事は過去ノートの内容に加筆修正してあります)。