【人材育成・教育】人材育成のワークショップに参加してきました!
こんにちは、山田太郎(仮名)です。
今回は、昨日参加した「人材育成の担当者に求められる
知識・技術とは」というワークショップの参加レポートです。
昨日は、日本研修コーディネーター協会(JTCA)の
「人材育成の担当者に求められる知識・技術とは」という
ワークショップに参加してきました。
私は元々個人的に人材育成に興味があり、時間を見つけて
ここのワークショップに参加していましたが、今回も
学びの多いワークショップでした。
詳細にレポートすると1週間分の連載記事になってしまうので(笑)、
写真と概要だけ抜粋してお伝えします。
【チラシ】
主催者の作成しているチラシ。地図も入っているのが便利ですね。
【目的~アイスブレーク】
メモ1枚目。どんな研修も、参加前に自分なりの目的を明確化し、振り返れるよう
書いておくことが大事です(○と◎は参加後の達成度です)。
どんな研修も最も貴重な資源である時間を消費します(移動時間含め)。
それに見合った成果を持ち帰るのが、自分自身に対する責任です
(と書くと堅苦しいですが、要は遊べなかった時間の元は取ろうということです)。
写真左下の漢字は、アイスブレーク(緊張ほぐし)ゲームの1つで、
1人1つずつ漢字をつなげていこうというもの。ただのアイスブレークではなく、
「研修では『つなぐ』がキーワード」という意図開き(※)も行われました。
この辺りの流れはさすがと唸らされましたね。
※意図開き:行った目的を参加者に開示し、そこで行った自分の経験が研修と
つながっていたことを改めて認識させること
【ワーク(個人→グループ):人材育成の目的】
アイスブレークを兼ねた1番初めのワークとして、人材育成のそもそもの
目的をまず個人で考えた上で、皆で話し合いました。
人によって視点が異なり、非常に勉強になります。私は目的を軸にした「全体像」
の視点を強みとする反面、どうしても部分(実行段階)については時間の制約もあり
手薄になりがちです。こういう「他の人の視点が聞いて視野を広げられる」のも、
ワークショップの大きなメリットですね。(まさに「つながる」メリットです)。
【ワーク2:人材育成者に求められるもの】
ふせんで人材育成者に求められるものを、実現可能性はとにかくひたすら洗い出し
ました。あまりにも意見が出過ぎて関係性が「見えにくく」なったため、模造紙を
2つにわけて貼っています(結局、時間がなくなり整理しきれませんでした(^^;))。
今回は整理しきれなかったものの、まずは思考を広げて(発散させて)あらゆる
可能性や必要なものをさぐる、というのはとても重要です。ワーク中も講師の
飯島さんが言っていましたが、まず最大限広げ(発散思考)、その後絞り込めば
(収束思考)質の高いアイデアになります(大変ですけど(^^;))。
ここでも、2人以上から同様の意見が出るほか、他のメンバーの発言から刺激を
受け、新たなアイデア(ふせん)が増える部分もありました。
【別のグループの写真】
うちのグループはふせんを使いましたが、もう一つのグループは模造紙に直接
書いていました。グループのカラーが出ていて面白いですね。
【ワーク3:人材育成担当者としての自分のありたい姿】
ワーク2で洗い出した求められるものを踏まえ、まずは人材育成担当者である
自分自身がどうありたいのか(=人材育成担当者自身の人材育成)について
いくつか考えました。
自分ひとりですべてをするのは現実的ではないので、ここでは「選ぶこと」が
大事になります。ただし、「他の人に頼むことを選ぶ」という選択肢を選ぶのも
アリです。
【最終ワーク:自分自身がありたい姿になるための行動】
ありたい姿と現実を書きだしたうえで、それを埋めるために具体的にどうするかを
書き出します。私は人材育成の一番最初のネックになる「そもそもトップは
どのような方向性にしたいと思っているのか」について取り上げました。
トップ自身の中でも方向性が明確になっていないことも多いので、
「カベうち相手」として相手の理念(ミッション)を明確にする、という
ことをイメージして書きました。正直、頭がオーバーヒートしていて
瀕死でしたが(^^;)
ちなみに、ここでもまさに最後のワークが人材育成のステップそのもの
(ありたい姿→現実→埋めるための行動計画)との意図開きがありました。
日本研修コーディネーター協会のワークショップは、講義(レクチャー)では
なく自分たち自身でワークをする時間が非常に長いので、正直とても疲れます(^^;)
そして、毎回判で押したように収束思考がうまくいかず悔しい思いをしますorz
ただ、それだけにその時の自分の全力をぶつけられるので、やはりいいものですね。
(ちなみに、ワークでは必ずしも収束させて「答を出す」必要はありません。
ここで私の言う「収束思考」とはフレームワークを使用してバランスを見直し、
漏れを見つけてそこについて更に深掘りする(発散思考する)ことを含みます)
少人数(6~8人程度)で4時間じっくりするワークで、参加者も問題意識、
人材育成を変えたいという意識を持っている方が多いので、人材育成に興味が
ある方や悩んでいる方、他の人の視点を取り入れたい方におすすめですよ(^^)/
◆日本研修コーディネーター協会