言葉のかけら(耳は東へ頭は西へ)
人の話を聞いたら、常に「逆」を考えよう。ほとんどの言説は片方からの立場で作られている。右手と左手で対になるように、世の中の物事には二面性がある。
上司への不満があれば部下への不満もあるし、若者への不満があれば老人への不満もある。会社への不満もあれば顧客への不満もあろう。片方だけというのはありえない。
天秤のバランスを取るように、片方の言説を聞いたら逆を考え、物事を少なくとも二面から照らそう。そうすることで、より正確に物事をとらえられるようになる。
なお、考えてもそれをわざわざ相手に言う必要はないのでそれだけは注意