山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【他山の石】往復2時間かけてただ漬物石を運んだ事例

こんばんは、山田太郎(仮名)です。

 

今回は、私の華麗な失敗談(笑)の話です。

他山の石にどうぞ。

もう時間も遅いので、ざっくり書きますね。

 

 

●起こったこと

新任レクチャー用のプレゼン用に自宅からPC一式を

持っていったのに、変換ケーブル(HDMIRGB)を

忘れて全く使えなかった

 

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(本日の無用の長物orz)

 

●原因

職場のプロジェクターは古いためRGBケーブルしか

使えないが、それを忘れていた。忘れていたので、

そもそも準備自体していなかった。

 

これは以前も同様のケースがあり、その際HDMI変換

ケーブルを購入した経緯がある。

 

 

変換ケーブルは2本所持していたが、1本はプロジェクター

バッグに、もう1本は2つあるうちの”持参しなかった”

PCバックに入っていた。今回、プロジェクターは職場の

ものを使用したためプロジェクターバッグは持参せず。

 

 

●対策

2本持っているHDMI変換ケーブルのうち1本を職場に

持っていき常備する。また、残り1本は黒曜石(プレゼン

リモコン)、USBとセットで中の見える透明の小さな

クリアケースに入れ、持ち歩き用PCと一緒に管理する

 

 

●考察

一番の原因は「変換ケーブルが必要なこと自体を

忘れていた」こと。

 

しかし、そもそも職場でマイPCを使うこと自体、

年に数回~10回以下であり、どちらかと言えば

例外的な状況であり、”いつも通り”が通用しにくい。

 

→いっそ「忘れてもよい」ような仕組み作りが必要

→状況としては、変換ケーブルを使う場は職場とマイPCを

 持っていく場所(職場以外にも出前講義などあり)

→職場は固定だが、マイPCを持っていく場所は状況により

 異なる

→まず、固定で使用する職場に1本を置く

→職場以外については定型化が困難だが、使用する状況に

 注目すると「必ずマイPCとセットで使う」という条件がある

→今回は、変換ケーブルを単体で管理していたのが忘れた理由。

 また、マイPCを使う状況では必ず黒曜石(プレゼンリモコン)を

 使用する(というより、黒曜石を使うためにマイPCを持っていく)

→持ち歩き用バッグは、他の荷物によりリュック型、手提げ型両方あり得る

→細かい部品を単体で管理すると持ち物の入れ替え時に同様の

 トラブルが起きる可能性がある。したがって、「部品セット」として

 中の見える透明の小さなクリアケースで管理し、バッグを移動する際は

 常にそのセットで持ち歩くようにする

 

 

なんとなくぼんやりと考えた対策ですが、文字に起こすと

えらく長いですね(苦笑)。とりあえず、ここでのポイントは

「まず使う状況を考える」ということです。

 

人にものを教える時のポイントで「教えた知識が上手く使える

場合と、上手く使えない場合を考えさせる」というものが

ありますが、それの変形とも言えますね。

 

今回の場合は「また忘れてしまうとしたらどういう状況か?」を

考え、対策を考えるわけです。

 

 

すいません、長い上にまとまりがあまりなくて申し訳ないのですが、

まとめると「ミスを起こした時(そして起こしそうな時)は、

『また失敗するとすれば、どういう状況か?』を考え、対策を

考えるとよい」ということですね。

 

 

ミスはある程度避けられないものですが、その再発予防策の

立て方でその人はかなりのレベルまで測れるものです。

ざっとしか考えていないので穴もあるでしょうが、

ぜひ、他山の石にして下さい(笑)。

 

 

●今日の言葉

「歴史から学ぶのが賢人。経験から学ぶのが愚者。しかし、

 経験からさえ学べなければお手上げである。

 せめて、一度あった混乱は二度繰り返してはならない」

 

「問題は、解決策を知らないことではない。それを

 必要な時に思い出せないことである」(J・ワインバーグ