【本の紹介】「超一流」と呼ばれる人のアタマの中身
こんばんは、山田太郎(仮名)です。
今回は本の紹介です。
今回は「『超一流』と呼ばれる人のアタマの中身」です。
本屋さんで見つけた、なかなか渋い本です。
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【「超一流」と呼ばれる人のアタマの中身】~執事が教える「超一流」のあり方~
おすすめ度:★★★★☆(4/5)
超一流の立ち居振る舞いを学ぶため購入。
この本は、一言で言えば「数々の『超一流』を見てきた
執事がこっそり教える『超一流』のあり方」という感じ。
著者は日本でほぼ唯一、執事サービスを提供する会社の
代表。自分自身が執事として見てきた「超一流」について、
普通の人、そして一流の人と比較しながら説明する、という本。
一読してみて、超一流というのは「やり方」というより既に
「あり方」なのだなあと言う印象を受けた。
もちろん、頭で考えている部分もあるのだろうが、むしろ
「自分自身が一番やりやすいようにやる」ことが結果として
成果につながっているのだと感じた。
特に印象に残った部分として(一部意訳あり)
「超一流は偉ぶらない。相手が誰であれ、人として敬意を持って接する」
「超一流は自分の弱さを知り、それを補う手段として惜しみなくお金を
使う」
「超一流は”普通の人”のふりがうまい。普通の人の中なら”普通の人”に
なるし、超一流の中なら超一流のままでいる。要はどんな相手にも
合わせられるということ」
「何度もミスを繰り返す部下がいても、それは最後は経営者(自分)の
責任」
「怒りはしないが、『この人の仕事ぶりは自分に合わない(相性が
良くない)』と思った時点で、笑顔でスパッと契約を打ち切る」
などが大いに参考になった(時間の都合上「自分用メモ」は前回で終了にします)。
また、以前別の記事にも書いた「社長室の本棚を見て、相手が大切にしている
ことを話題にする」も、ぜひ取り入れてみようと思った。
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ただ、とても面白い本なのだが(いやだからこそ)文章の端々に
見られる「著者の限界」が少し気になった。
例えば、超一流の行動の解釈に何度か出てきた「費用対効果」という言葉。
もちろんそれも考えてはいるだろうが、本物の超一流ならそれさえも
越えた見識を持っているのではないかと読みながら感じた。おそらく、
著者は執事として一流なのだと思うが、それでも理解し切れないのが
超一流の世界、ということなのだろう。
とはいえ、本来直接超一流の人に会って直接聞かねばわからないような
「超一流」の世界を垣間見れる、極めて希少価値の高く、また学びの
多い本であることは間違いない。
そういう意味で、将来成功したい(=超一流の人とつきあいたい)と
思っている人、今ある程度成功しているが、さらに上の世界を見てみたい人、
そして、成功に関係なく人としてのあり方の頂点に近い部分を知ってみたい人
に特におすすめできると思う。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
興味を持っていただけれたら、ぜひ読んでみて下さいね\(^o^)/
●今日の一言
「超一流はやり方ではなくあり方。自分自身が問われる生き方」
●今回の本(おすすめ度:★★★★☆(4/5)
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◆補足
Facebookへの紹介文を転載
【本の紹介】「超一流」と呼ばれる人のアタマの中身
ブログを更新しました。今回は「『超一流』と呼ばれる人のアタマの中身」(新井直之著)の紹介です。直接会って話さないとわからないような、超一流の世界を普通の人、一流の人と比較しながら垣間見せてくれるとても興味深い本です。読んでみて「超一流とは『やり方』ではなく『あり方』」なのだと強く感じました。
成功して超一流になりたい人、成功とかどうでもいいけど人としてのあり方の頂点に近い部分を知ってみたい人はぜひ読んでみて下さい\(^o^)/