【本の紹介】会社の業績がみるみる伸びる 「社員満足(ES)」の鉄則
こんばんは、山田太郎(仮名)です。
今回は本の紹介です。なんか久しぶりですね(^^;)
今回は「会社の業績がみるみる伸びる 『社員満足(ES)』の鉄則」です。
所属している「小田原トーストマスターズクラブ」という
スピーチクラブで、7月から会員担当という会員満足度を上げる
役割になったので、せっかくなので勉強してみました(^^)/
【会社の業績がみるみる伸びる 「社員満足(ES)」の鉄則】
おすすめ度:★★★★☆(4/5)
所属しているスピーチクラブの会員満足度向上のヒントを得る
(職場の満足度向上)ため購入
この本は、一言で言えば「社員満足度(ES)の全体像がわかる本」という感じ。
「顧客満足度を上げるには、まず顧客に商品やサービスを提供する
社員の満足度を上げることが重要」という考え方の本。
筆者は社員満足度の向上を中心とした経営コンサルティングを行っている。
個人的にはこの考え方にはとても強く共感できる。仕事をする
人間にある程度の余裕がなくては質の高い仕事などできるはずもない。
内容としては
- 社員満足度の重要性
- 自社の社員満足度を知る方法
- 社員満足度の5因子10要素
- 5因子を個々に解説+対策
と言う流れ。
個人的には社員満足度を
- ビジョンへの共有(経営方針や事業計画)
- マネジメントの適切さ(上司のマネジメントと人事制度)
- 参画への充実度(仕事内容と自己成長)
- 企業風土の快適さ(コミュニケーションと組織風土)
- 職場環境の快適さ(労働時間と職場環境)
の5つにわける「ESロジックツリー」が全体像を把握するのに
かなり役に立った(今後もこのページは良く見返すと思う)。
また「コンサルタントとして『人事制度の相談』を受けても、
本当に人事制度に問題があるのは半分で、残りは経営理念など
人事制度以外のところに社員満足度低下の原因があった」という
記載は興味深かった。
個々の因子の内容や対策としては既に知っている内容も
多かったが、社員満足という文脈で整理できたのは意義がある。
“奥義”のようなすごいノウハウが書かれているわけではないが、
社員満足度について取り上げた本は非常に少なく、やや古い
(2009年のもの)ものの今でも十分価値がある本だと思う。
労務管理や人事制度と元々接点や予備知識がなく、
まずは社員満足度の全体像を把握したい人におすすめ。
また、「社員の士気を高め、組織としてより高い成果をあげる」
という意味ではすべてのリーダーやマネジメントにもおすすめできるだろう。
私も全体像が把握できたので、この内容を参考に早速メンバー向けの
アンケートや満足度向上の工夫をしていきたいと思っています(^^)/
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
「会社の業績がみるみる伸びる 『社員満足(ES)』の鉄則」、
ぜひ一度読んでみて下さいね\(^o^)/
●今日の一言
「最後は、人」
●今回の本(おすすめ度:★★★★☆(4/5))