【今日の一枚(2015/7/29】聞き手のカベ×自分の強み=伝わる
先日作成したスライドを、話し手の強みとかけあわせた
マトリックス(表)にしてみました。
●参考
yamadakameimemo.hatenablog.com
横軸は上の記事と同じ聞き手の課題(何ができないか)を
「知らない・やる気がない・できない」の3つの切り口で整理。
それに対し縦軸は、話をする自分の強みを聞き手の課題に合わせ
こちらも「知識がある・動機づけができる・実践的なアドバイスや
コミュニティの紹介ができる」の3つの切り口で表現しました。
伝える時はオレンジの図形のように
- 知識がない → 知識提供メインの「教師型」
- 知識はあるがやる気がない → 気持ちを奮い立たせる「激励型」
- 知識もやる気もあるが、外部の壁がありできない → 仲間となり伴走する「同志型」
のように力点を置くと目の前の聞き手により伝わりやすいのでは
ないでしょうか。
また、自分が普段どの「型」の傾向が強いかを自覚しておくのも大事です。
そうすれば、聞き手に合わせてその傾向をコントロールできますし、
場合によっては別の強みを持つ人に交代する、という選択肢もできます
(ちなみに、私は「教師型」が強くなりがちです(^^;))。
この考え方は、競争相手との差別化でも役立ちそうですね
(例えば、プレゼン知識自体は同等だが、聞き手と同じ業界という強みが
あるなら、動機づけと伴走の部分をより前面に出してみる、など)。
聞き手のカベと自分の強みをうまくかけ算して、より伝わる
プレゼンテーションを目指したいですね\(^o^)/
●参考
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず(あやうからず)」(孫子)
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