言葉のかけら(わかる弱み、わからない強み)
何かがわかることは時に弱みとなり、わからないことは時に立派な強みとなる。
「わかりすぎた」人には、もう右も左も分からない新人の気持ちは"わからない"。想像はできても、理解して共感はもうできない。そして、無意識に新人との距離が離れ、それは時に離反の原因にさえなる。
わからないことがあったら、未来のために記録しよう。それがきっといつか「わからない財産」になる。
それを見直しても「『わからない』がわからない」ようになってしまったら(きっといつかそういう日が来る)、今度は「わからない強み」を持つ新人などに教えてもらおう。
わかる強み、わからない強み。種類は違えどいずれも大切なもの。組織としては両方を活かす仕組みを作ろう。
個人としては「わかる弱み」があるということを思い出し、新人から教わろう。心の持ち方次第ですべてが「先生」になる