山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

言葉のかけら(スライドも目的次第)

学校での講義に先立ち、参考にもらった上司のスライドを見てみる。

今更ながら、自分の作り方とはかなり違うなあと再認識。と言っても、業界的には私が「異端」で、上司が「正当」ということにはなるのだろうけど。

ちなみに、上司のスライドを改めてみた率直な感想は「とてもよくまとまっている」と「"あそび"がある」。

ちなみに、上司と私の違いは単純に目的の違い。

私はまず「聞き手に達成してほしいゴール」を最初に定義し、それに向けて内容を組み立てる「プレゼンテーション」スタイル。ゴールを明確化するために、内容はかなり絞り、その代わり図解などの表現方法を工夫する。言わばゴールを軸とした「深く狭く」タイプ。

それに対し、上司のスタイルはいわゆる「板書型」。広く浅く、知識をシンプルに提供することが目的に見える。

この両者はどちらかが絶対的に優れているわけではなく、目的により最適な形が異なる。

たとえば行動変容を主な目的とした研修なら私の「プレゼンテーション」スタイルだろうし、逆に資格試験などで知識を得るのが目的なら「板書型」が最適だろう(この場合は多分、プレゼンテーションスタイルはむしろやらないほうがよい)。


結局は、いつも通り目的次第。

ただ、やはり私自身は知識はさておきそれを使いこなした円熟味(まとまり)はまだまだ上司に及ばないなあと痛感。タイプは違えど、学べるものはどんどん学んでいきたいと改めて思った