言葉のかけら(上を見せるほめ方)
人をほめる時は、できれば良かった点をほめるだけでなく「良かった点をさらに良くする提案」も盛り込みたい。
人はほめられすぎると油断して慢心し、それは結局はその人のためにもならない(当然周りのためにもならない)。
ほめられるところというのは、大抵は自分自身でも工夫していたり、他の人にもほめられて本人なりに自信をもっているもの。
そんな本人の「得意分野」で「さらに上」の世界を見せる提案をすることで、本人の自尊心を損なわず慢心も避け、さらに上を目指してもらうことができる。
これをするには、当然アドバイスする側にもかなりの能力が必要とされる。
しかし、探してみれば本人では近すぎて見えないものも意外とあるもの。「岡目八目」も総動員して、相手のため、そして周りのためにも「上を見せるほめ方」を心がけたい