山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【本の紹介】すごい手抜き

すごい手抜き - 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術 -

すごい手抜き - 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術 -

おすすめ度:★★★★☆(4/5)

時間管理の考え方の強化(「完璧でない」罪悪感の軽減)のために購入。

「完璧主義の人は、完璧を目指す(失敗をしたくない)ために動きが遅くなり、かえって”完璧”からも遠ざかる」ということを説きながら、「手抜き」をしてゆるく働きながらも今より評価される働き方を進める本。方法論と言うよりは考え方・意識の持ち方メイン。

ただ、「手抜き」とはいえ「”やってはいけない手抜き”と”仕方ない手抜き”を分けて考える」「手抜きの種類はミスの影響や巻き込む人の数で考える」など、一見ゆるいがしっかり押さえるべきところは押さえており、むしろメリハリが効いている。

  • 完璧ではない世界を受け入れよう
  • 大抵の日は”吉日”ではない
  • 大雨の日でも軟着陸できる方法でやる

など、一見後ろ向きながらも現実を見据え、その中で一歩一歩進んでいこうという着実で前向きな意思を感じた。

私自身はかなり割り切って働いているつもりではあるが(そしてそれが成果=顧客のためになると信じているが)、それでもまだ「こんなに”手抜き”をしていいのだろうか?」と罪悪感を感じる時もある。この本の読後はそれがいくらか軽減したように思う。


「誰かのために完璧を目指しながら、それでも全然完璧にできない」という人にぜひ一度読んでみて欲しい。きっとためになるヒントが見つかるはずだ


以下、私がこの本を読んで行う予定のこと

☑完璧でない世界を受け入れる
☑"できっこない"を理解できないのはプロではない
☑たいていの日は「吉日」ではない
☑「最初の一歩」にこそ手を抜く
☑大雨の日でも軟着陸できる方法でやる
☑「絶対やってはならない手抜き」と「いざとなればする手抜き」をわける(「失われるもの」と「巻き込まれる人数」で)
☑恥をかくだけなら、指摘されてから「さすがですね〜気づきました(笑)」でよい
◻近い人ほど大事にする(発言と行動は逆ではないか?)
◻うまくいかないのは緊張のせい(焦る時ほど深呼吸)


●今回の本
すごい手抜き - 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術 -