山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【本の紹介】仕事の9割は「段取り」で決まる!

仕事の9割は「段取り」で決まる!

仕事の9割は「段取り」で決まる!

おすすめ度:★★★★☆(4/5)

中長期の計画能力の向上のために購入。

「ギリギリ期間」と「まず大丈夫期間」(ほとんどはギリギリ期間の2倍)の差の半分をバッファ(余裕)とし、ギリギリ期間に足してバッファが残り1/3以下になったら対応する「2点見積もり法」が興味深い。

単純に自分のスケジュール管理だけでなく、チームメンバーや部下をどのタイミングで助けるかという視点でもかなり活用できるように感じた。また、「余裕を1/3ずつに区切って残りの量で行動タイミングを計る」という考え方は、目標管理などにも広く応用可能だろう。


さらに、本書で紹介されている最終成果物と中間成果物の関係を可視化したサクセスマップを作り周囲と共有するなども試してみようと思った。


中長期の計画の見積もり精度の向上に有用と思われ、「計画は立てるけどどうせほとんど見返さない」という人や「いつも計画通りに行かず、かえって計画を立てるのがストレス」という人はぜひ一度読んでみて欲しい。きっと役に立つヒントが見つかるはずだ


以下、私がこの本を読んで行う予定のこと

◻サクセスマップ(中間成果物を記したマップ)を作り、共有する(右から考え、左から検証)
◻2点見積もりを使う(ギリギリ期間+まず大丈夫期間の余裕分をバッファに)
◻メンバーの競合を知っておく(変更に備えて直接のスケジュール外も)
◻バッファ進捗管理(1/3以上で対策検討、2/3で実施)
◻目的の4つの切り口(お金、業務改善、顧客、人材育成)
◻目的やゴールだけでなく、前提条件も共有し、チームで変化を監視する
ボトルネックを見つけ、フル活用する

●関連記事
yamadakameimemo.hatenablog.com


●今回の本
仕事の9割は「段取り」で決まる!