山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【本の紹介】マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編

おすすめ度:★★★★★(5/5。おすすめ!)

自分を見つめなおし、もっと肩の力を抜いてラクに生きるために購入。

「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」の続編。副題に「実践編」とあるように、自分の状況によくあてはまるものが多く最後まで興味深く読めた。

内容と良かった点

内容として、

  • 対自的劣等感(自分の目標との差による劣等感)
  • 課題の分離と共有(「それは誰の課題か?」)
  • 自分自身への勇気づけ(前向きなセルフトーク。特についネガティブな考え・独り言をしてしまった後に"かぶせて"言う)

などが特に勉強になり、今後に活かそうと思った。

また、良かった点として

・「マンガでやさしくわかるシリーズ」の常で、マンガでイメージ→文章で理解を深めるという順番のため見た目はやや厚め(とは言っても230ページ程度)だがとてもわかりやすく、読みやすい
・文章部分ではいくつかワークもあり、「自分ごと」として読めた
・続編だが第1章でアドラー心理学の概要が説明されており、この本からでも読める

があった。


他に

  • 相手が不機嫌なのは相手の課題
  • 自分も相手も「OK」な主張をする
  • 臆病者にも勇気はある

などの言葉が印象に残った。

この本を読んで私がする3つのこと

☑ 劣等感を受け入れる(目標を高く持つがゆえのもの)
☑ 課題があったり誰かが不機嫌なら「それは誰の課題か?」自問する(そのあと必要なら「私にできることはありますか?」で共通の課題にして協力して取り組む)
☑ 前向きなセルフトークを口癖にする(「どうということはない」「いい流れだ」など)

こんな人におすすめ!

全体を通して筆者が読者を勇気づけ、前向きになってもらおうという気持ちが感じられる良書で、1作目も読み返して合わせて今後に活かしたいと感じた。


「自分に自信が持てず、周りの人や環境に振り回されてしまう……」という人はぜひ一度読んでみて欲しい。きっと役に立つヒントが見つかるはずだ





●今回の本
マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2 実践編