【本の紹介】マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編
- 作者: 岩井俊憲,星井博文,深森あき
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 単行本
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自分を見つめなおし、もっと肩の力を抜いてラクに生きるために購入。
「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」の続編。副題に「実践編」とあるように、自分の状況によくあてはまるものが多く最後まで興味深く読めた。
内容と良かった点
内容として、
- 対自的劣等感(自分の目標との差による劣等感)
- 課題の分離と共有(「それは誰の課題か?」)
- 自分自身への勇気づけ(前向きなセルフトーク。特についネガティブな考え・独り言をしてしまった後に"かぶせて"言う)
などが特に勉強になり、今後に活かそうと思った。
また、良かった点として
・「マンガでやさしくわかるシリーズ」の常で、マンガでイメージ→文章で理解を深めるという順番のため見た目はやや厚め(とは言っても230ページ程度)だがとてもわかりやすく、読みやすい
・文章部分ではいくつかワークもあり、「自分ごと」として読めた
・続編だが第1章でアドラー心理学の概要が説明されており、この本からでも読める
があった。
他に
- 相手が不機嫌なのは相手の課題
- 自分も相手も「OK」な主張をする
- 臆病者にも勇気はある
などの言葉が印象に残った。
この本を読んで私がする3つのこと
☑ 劣等感を受け入れる(目標を高く持つがゆえのもの)
☑ 課題があったり誰かが不機嫌なら「それは誰の課題か?」自問する(そのあと必要なら「私にできることはありますか?」で共通の課題にして協力して取り組む)
☑ 前向きなセルフトークを口癖にする(「どうということはない」「いい流れだ」など)
こんな人におすすめ!
全体を通して筆者が読者を勇気づけ、前向きになってもらおうという気持ちが感じられる良書で、1作目も読み返して合わせて今後に活かしたいと感じた。
「自分に自信が持てず、周りの人や環境に振り回されてしまう……」という人はぜひ一度読んでみて欲しい。きっと役に立つヒントが見つかるはずだ
●今回の本
マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2 実践編