山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【本の紹介】これだけ!KPT

これだけ!  KPT

これだけ! KPT


おすすめ度★★★★☆(4/5)

仕事の振り返り用に再読。KPTという振り返り用のテンプレートの使い方についてかなり詳しく書いてある本。

内容と良かった点

KPTとは

  • Keep=よかったこと、今後も続けること
  • Problem=課題、困ったこと、対応しなくてはならないこと
  • Try=今後に向けてやってみること

の3つの視点での振り返りで、Keep、Problem、Tryの頭文字をとってKPT(けぷと)と呼ぶ。

※内容の詳細は以前の紹介記事を参照。

yamadakameimemo.hatenablog.com


この本でのKPTはチームでのふりかえりを主眼に書かれているが、手法自体は一人でも行える(その視点で読んだ)。

KPTの手順、注意すべきポイント(まずKEEPへのTRYから考えるなど)がよくわかった。




内容として、

  • KPTの手順。活動を思い出す→うまくいったことを確認する(KEEP)→問題を洗い出す(problem)→原因を検討する→改善策を考える→試したいことを考える→試すことを選択する(TRY)
  • まずKeepのTryから考える(意識しないと出にくい+強みを活かすため)
  • Problem、Tryの優先順位(Problemは頻度の高いものからなど)

が特に勉強になり、今後に活かそうと思った。

この本を読んでする4つのこと

☑ やり方。活動を思い出す→うまくいったことを確認する(KEEP)→問題を洗い出す(problem)→原因を検討する→改善策を考える→試したいことを考える→試すことを選択する(TRY)
☑ ふりかえり期間は1週間がベター
☑ 対策するproblemは頻度大、影響大の次は頻度大、影響小を選ぶ(効果を実感しやすい)
☑ まずKEEPのTRYから考え、最後に各problemにTRYがあるか確認


こんな人におすすめ!

KPTというシンプルかつ効果的な手法について、経験者特有のわかりやすい視点で書かれている。チームでのふりかえりはややハードルが高くても、私のようにまず個人のふりかえりに使うだけでも十分効果はあると思う(実際私も仕事の振り返りにとても役立った)。


「仕事などがいつもやりっぱなしで、成長を実感できない……」という人はぜひ一度読んでみて欲しい。きっと役に立つヒントが見つかるはずだ



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これだけ! KPT