【本の紹介・実践例】アクションリーディング〜A4 1枚だからふり返られる〜
アクション リーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"
- 作者: 赤羽雄二
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/05/26
- メディア: 単行本
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底本:読書を仕事につなげる技術(リンク)
yamadakameimemo.hatenablog.com
- 本の概要
- 読めども読めども仕事楽にならず
- 「読みっぱなし」ではないが「書きっぱなし」だった
- ふり返るために「A4 1枚」のチャレンジシートを再び選んだ
- A4 1枚で毎週見返し、3か月で評価する
- こんな人におすすめ!
- 今回の本
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本の概要
コンサルタントで新しい業種の仕事のたびに10〜15冊の本を読むという著者による「読みっぱなしにせず行動につなげる読書術の本です。
特に「本の読みすぎはいけない」という言葉とその実践のためのシンプルなチャレンジシートが印象に残りました。
読めども読めども仕事楽にならず
私はもともと趣味が読書なのもあって、10代後半の大学生の頃からずっとビジネス書を読んでいました。
そんな私の悩みは「たくさん読んではいるけど仕事が劇的に楽になった気はしない」ということ。
もちろんすぐできるレベルの細かい実践はしていますし、それがそれなりに役に立っている部分もあります。
ただ、もう15年以上、大げさに言えば人生の半分はビジネス書を読んできた身としては、その労力に見合うほど「身についた」「役に立った」という気はしていない、というのが正直な感想でした。
そして、焦りによりまた新たな本に手を出し、思ったほど身につかないことに焦りまた新しい本に手を出し、、、という繰り返しで、これはまさにこの本でいうところの「本の読みすぎはよくない」という状態そのものでした。
「読みっぱなし」ではないが「書きっぱなし」だった
もちろん、ただ手をこまねいていたわけではありません。
「読みっぱなし」にならないよう、「本の読み方」の本なども参考にしながらEvernoteなどに「この本を踏まえてこういう行動をする」ということをメモしたり、考察をしていました。
しかし、あまりに「あれも、これも」と欲張りすぎて分量が多くなり(多い時は「やりたい行動」が20個以上などもザラ)、結果多すぎて読み返す気にはならず、「書きっぱなし」になることもしばしば。
工夫の一つとして毎週のタスクに「読書メモを見返す」というものもありましたが、「ふり返るには気が重すぎる」ため有名無実化していました。
さらには、当時の行動予定メモはブログの下書きを兼ねていたため、「自分の学び」と「客観的な本の説明」の両方を盛り込んでしまい、これまた分量が多すぎて上記の状況にさらに拍車をかけていたのです。
要は、欲張りすぎて「書きっぱなし」になっていたということですね(^^;
(ちょうどこの画像の左手の状態です)
yamadakameimemo.hatenablog.com
ふり返るために「A4 1枚」のチャレンジシートを再び選んだ
さて、そんな私の光明となったのがこの本が提唱している「チャレンジシート」です。
チャレンジシートとは、画像にある通り
- 本を読んだ目的
- 読んでよかったこと、感じたこと
- 本を読んでこれからする行動
- 3か月後に何をするか、どうなっていたいか
を各項目2~4個ずつ程度A4 1枚にまとめたものです。
特に3つ目の「これからする行動」と最後の「3か月後にどうなっていたいか」が、行動を意識させる仕組みになっています。
1枚にまとまっていますし、どこに何が書いてあるかも決まっているのでとてもふり返りやすいのがポイントです。
……と、ここまで書いてきましたが、実はこの本の提唱している「チャレンジシート」は、前回読んだ時に作成したことがありました。
ただ、当時はA4 1枚で情報量も制限されるため、たくさんメモできない+考察の深堀りができないのを不服としてあまり使わず辞めてしまった経緯があります。
今回、改めて読書のアウトプット改善のために改めて読み返し、「ふり返りがほとんどないせいで行動につながっていない」という上記の弱点に気づき、そこからもう一歩進んで「では、毎週無理なくふり返るにはどうすればよいか?」と自問した結果、一度は辞めたチャレンジシートを「ふり返りのメインツール」として再開することにしました。
その上で、深い考察は必要ならブログの本文で行えばいい、という結論に達しました(正直な話、頑張って書いたブログ記事も書き終わってしまえば見返すことはほとんどないのです汗)。
A4 1枚で毎週見返し、3か月で評価する
A4 1枚のチャレンジシートなら2~3分で見返せるので、「見返す気」も維持しやすく、今は有名無実化している毎週の「読書メモふり返り」も無理なく続けられそうな印象です。
また、上にも書いた通り様式が決まっており見返しやすいので極端な話、Evernoteにパワーポイントファイルを張り付ければ、通勤電車の中でもスマートフォンでふり返りができるのは大きな強みです。
これを毎週続けたのち、3か月を1つの区切りとして評価し、終了や継続、再読などをしていこうと思っています。
この辺の結果は機会があれば書くつもりですが、きっといい報告ができる……はず(^^;
こんな人におすすめ!
コンサルタントで新しい業種の仕事のたびに10〜15冊の本を読むという著者による「読みっぱなしにせず行動につなげる読書術の本で、特に「本の読みすぎはいけない」という言葉とその実践のためのシンプルなチャレンジシートが印象に残りました。
「本は結構読んでいるが労力の割には身についていない、、、」という人はぜひ一度読んでみてくださいね。きっと役に立つヒントが見つかるはずですよ!(^^)/
今回の本
アクション リーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"
- 作者: 赤羽雄二
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/05/26
- メディア: 単行本
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