【毎日図解2018/4/23】慣れた後は「成長曲線」で決める
何かに取り組んだとき、ある程度慣れてきたら、ふり返って「成長の傾き」、すなわちどの程度の労力でどの程度成果をあげられるようになったかを見てみましょう。
最初は不慣れなのでうまくできなくて当たり前。
そして、普通はある程度慣れればそれなりの成果があげられるようになります。
もし慣れてきて普通以上に成果をあげあれるようになったなら、それは強みですから今後も大切に育てましょう。
他の人より圧倒的に速いスピードで成長しているなら、おそらく卓越した強みなのでぜひ育てていきましょう(ただしこの領域は見つかりにくいので、他の人の意見なども積極的に聞いてみるのがいいです)。
逆に、慣れてきたのに労力に見合っただけの成果があがらないなら、それは弱みと判断して積極的に頼むか廃棄し、もっと得意な領域に時間と労力を振り分けた方がいいでしょう(可能なら「ふつう」レベルのものも)。
ドラッカーの言葉にも、このようなものがあります。
無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりもはるかに多くのエネルギーと努力を必要とする(ドラッカー名言集 仕事の哲学)
周りとの相談なども必要でしょうが、より成果をあげるだけでなく自分自身の満足度の意味でも取り組む価値は大いにあるでしょう。
与えられた時間は少なく、「やった方がいいこと」は無数にあります。
自分のかけてきた労力をふり返り、成長曲線から「これからも苦労のし甲斐があるか」を見極めましょう。
見極め千金