山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

【方向性・生き方】負け犬の矜持。それでも完全を求め続けるということ

こんばんは、山田太郎(仮名)です。

 

今回は「例え負け続けることがあっても、

それでも次はもっとうまくやる」という話です。

 

今日は私が所属する小田原トーストマスターズクラブの

チャーターセレモニー(正式なクラブとして認められたお祝い)

でした。しかし、帰り道での私の気分は、晴れ晴れとは程遠いものでした。

なぜなら、自分の持ち場をうまく回せなかったからです。

 

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私の持ち場は、普段例会(勉強会)で行っている即興スピーチの司会者を、

セレモニーの場でもやる、というもの。一見それほど難しくは見えません。

何せ「いつも通りでいい」のですから。

 

もちろん、「いつも通り」準備もしっかりしていきました。いえ、

むしろセレモニーの場にふさわしくショートスピーチまで準備したので、

いつもより入念に準備をしたと言っていいでしょう。しかし、結果は惨敗。

30名の参加者のうち、司会者の私を見ているのは数人と言う体たらくでした。

 

理由は明白でした。私の持ち場になった時点ですでに相当

「ザワザワしていた」場の雰囲気を、うまく掌握できなかったこと。

これに尽きます。

 

どんなにすばらしい司会やスピーチでも、聞いている人がほとんど

いないのでは到底効果的にはなりえません。

いわば「戦う前に負けていた」のです。

 

さらに悔しいのが、おそらくこの状況の打開策と思われるものを、

当日直前の例会で目にして、自分でもやっていたのにこの場で

思いつけなかったこと。

 

(ちなみにこれは「沈黙の手上げ」です。ファシリテーターなどが

よく使う技法で、あえて沈黙して手だけを上げるというやり方です。

声かけやタイマーの音によるものと違い、「参加者から気づいて

やめられる」押しつけがましくないとてもスマートなやり方です)

 

更に言えば、飲み会の場での即興スピーチの司会と言う状況自体は

すでにわかっていたので、少し考えればこの状況自体も予見可能でした。

そうすれば沈黙の手上げまでは至らなくても、何かしら対策を打つことも

できたでしょう。

 

ちょっとわかりにくくなってしまいましたが、要は「いくら準備を

していても、戦う前に負けることもある」ということです。

それを身を持って知れただけでも、今回の役目の甲斐はあったのかも

知れませんね(苦笑)。

 

今回は私の見通しの甘さもありまた「負けて」しまいましたが、

次こそは完全を目指し、今回よりもっと上手くやりたいと思います。

たとえ、次もまた負けるとしても。

 

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●今日の一言

「負け犬にも矜持がある。それは、次はもっと上手くやるということだ。

 それさえ失った時、人は本当の意味での人生の負け犬になる」

 

 「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった」(ヴェルディ

「『あなたの本の中で最高のものはどれか?』とよく聞かれる。

 その時には、次の作品ですと本気で言っている」(ドラッカー

 

 

◆関連記事(4/19追加) 

yamadakameimemo.hatenablog.com

 

 

◆補足

Facebookへの紹介文を転載

 

【方向性・生き方】負け犬の矜持。それでも完全を求め続けるということ

ブログを更新しました。今日は「戦う前に負ける」という今までにない経験をしました。どんなに入念な準備も、それを活かせる環境がなくてはどうしようもありません。今回もまた失敗しましたが、次こそは完全を目指しもっと上手くやろうと思います。