山田太郎の気づきノート

タスク管理や効率化、自分の活かし方を中心に、実践を通して得た気づきやコツを図解を交えて紹介します

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉のかけら(他人の人生に”答え”を出さない)

他の人の話を聞いたり、Facebookを読んでいたりすると、つい求められてもいないのに”答え”を提示したくなることがある。 しかし、言うまでもなくそれは”他人”の役割ではない。人生がその人だけのものであるように、その中での問いや迷いへの「答え」もまたそ…

言葉のかけら(順番で頭を整理する)

現場で働いていると、しばしば「するべきこと」と「制約要因」の重要度が無意識に混在する。「するべきこと」は軸、「制約要因」は壁。特に突然の電話などで体勢が崩れたときになりやすい。一呼吸おいて、まず進むべき方向である「あるべき姿」を確認しよう…

【仕組み化・成果・人材育成】足跡が財産

(送ったメールを保存し、「型」として育てる) 今回は「自分がしたことの『足跡』を保存し、それを『型』として次回以降も育てていこう」という話です。 私が所属しているトーストマスターズクラブでは新入会員に対してある程度以上の経験を持ったメンバー…

言葉のかけら(頼む力で個人を超える)

個人の成果(するべきこと)は「やる技術」が重要だが、組織の成果(するべきこと)の場合は「頼む技術」もきわめて重要となる。自分ならば「正しい=するべき」で終わっても、他の人もそう考えてくれるとは限らない。そもそも「正しさ」が違う可能性さえあ…

言葉のかけら(スライドも目的次第)

学校での講義に先立ち、参考にもらった上司のスライドを見てみる。今更ながら、自分の作り方とはかなり違うなあと再認識。と言っても、業界的には私が「異端」で、上司が「正当」ということにはなるのだろうけど。ちなみに、上司のスライドを改めてみた率直…

言葉のかけら(一時の恥、一生の恥)

自分の「昨日の言葉」に縛られてするべきことができないよりは、昨日の言葉を訂正して"恥"をかいても原理原則を貫く方がよい。大事なのは核や軸になる原則。枝葉(日々の言葉)にこだわり幹(原理原則)を腐らせるのは本末転倒。一度口から出した言葉を訂正…

【マネジメント・リーダーシップ・仕組み化】仕組みは自主性を殺す

仕組みは便利なものだが、時に自主性を殺してしまう。 たとえば、同じ仕事でも初めから「役割」として割り振られるのと、自分から手を挙げて行うのでは、「その仕事をする」という結果は同じでも、取り組み方も結果も当然違う。 また、自分が「やってみたい…

言葉のかけら(「そう見える」のが全て)

コミュニケーションは結局相手の受け止め方が全て。自分の意図がどうであれ、相手に「そう見える」(そう聞こえる)ならそう伝わってしまったということ。 例えば、自分は部下を育てるためにあえて「担当者としてはどう思う?」と聞いていても、自分の上司か…

【プレゼン・スピーチ】プレゼン一番の壁

仕事で疲れた体に鞭打って仕事の発表の準備(さすがにもう寝ますが)。ぶっちゃけプレゼンの一番の壁はやっぱり「時間」と「体力」なんじゃないかと思ったり……「持っているはずのスキル」を十全に生かしきる前に、いつも時間切れになってしまいますorzまあ、…

言葉のかけら(「てにおは」に透ける意図)

「あなたも大丈夫」(≒他の人も大丈夫)「あなたは大丈夫」(≒他に大丈夫じゃない人がいる?)たとえ一文字の違いでも、相手に与える印象はかなり違う。特に「思っているけど言えないこと」や無意識の差別偏見などは、明らかな単語としては出てこなくても言…

言葉のかけら(分析力の刃と笑顔の鞘)

分析力は冷たい刃のようなもの。本人にその気がなくても、その切れ味が鋭ければ鋭いほど周りには"冷たい"印象を与えてしまう。分析力があればあるほど、笑顔や温かさというしっかりした「鞘」(さや)が必要になる。「人」に関することに分析力を使う時は特…

【成果・貢献・マネジメント】視点のサンドイッチ

組織の一番下の「現場」の視点と、一番上の「マネジメント」の視点を組み合わせることで、より組織にとってバランスの取れた仕事ができるようになる。 これは、自分が「現場」でも「マネジメント」でもどちらでも有効。人はどうしても、無意識に自分の立場に…

言葉のかけら(すいません、ありがとう)

「すいません」と「ありがとう」はできるだけセットにしたい。 「すいません」は謝罪、「ありがとう」は感謝。相手に伝わるものは違う。 たとえば、ミスを見つけてもらった時は「すいません」だけでなく「ミスしてすいません。見つけてもらってありがとうご…

言葉のかけら(「しないこと」から人を見る)

「してもよさそうなのに”していない”こと」は、その人を知るヒントになる。 例えば、私はアドリブが苦手。なので、自分自身がされたくない「予告なしで人に仕事を振る」ことは他の人にもしない。これは周りから見れば「なぜあの人は突然のアクシデントでも自…

【今日の名言(2015/10/16)】先達の役割

「私は諸君に何も与えることは出来ないが、ただ諸君等を起た(たた)しめることさえ出来れば、それでよい。(中略)諸君等にして今日真に起つならば、最早私の任は終わったとも言える」(森信三 訓言集)いかに優れた先人でも、結局は後進が目を覚まし、自ら…

言葉のかけら(思いや気づきも"旬"がある)

思いや気づきも"旬"がある。一期一会とまでは言わないが、時間が経てば経つほど匂いが薄まるように自分の中に残るものも薄れていく。時には時間とともに熟成されていくこともあるが、残したい思い、残したい気づきならやはりその日のうちに形にしておきたい…

【今日の名言(2015/10/14)】「場」への敬意

「さて黒板の何処かに、いささかでも汚れた箇所があると、先生は黒板拭きを持たれて、あたかも神前に奉仕する神官の所作もかくやと思はれるほどの荘重さで、黒板の全面をきれいに拭きにかかられる。(中略)かくて時間の終わりには、その時間にされた板書事…

言葉のかけら(文字は剥製、思いは生き物)

文字は剥製(はくせい)のようなもの。思いの一部分をある時点で切り取ったものに過ぎない。思いそのものではないし、相手に合わせて補足をすることも難しい。時には誤解の元にさえなる。 それでも、自分がいなくなった後も残すことができるし、目の前にいな…

【プレゼン・スピーチ】参加者の視点2015/10/9(5日目。最終日)

ようやく最終日です。とはいえ、最終日はちょっと少ないんですが(^^;) 最後に全体の感想も書いておきました。 別日はこちらから ●関連記事 【プレゼン・スピーチ】参加者の視点2015/10/05(1日目) 【プレゼン・スピーチ】参加者の視点2015/10/06(2日目)…

言葉のかけら(縁があればまた会える)

明日へむかうためには、過去の荷物を降ろさないといけない。そうしないと明日の仕事を背負えない。 「いつかやる」価値のあるものでも、ある期間が過ぎたら明日のために見切りをつけて手放そう。 縁があれば巡り会えるし、会えなければやはりそれだけの縁だ…

【プレゼン・スピーチ】参加者の視点2015/10/8(4日目)

研修参加4日目の気づきです。 別日は以下から ●関連記事 【プレゼン・スピーチ】参加者の視点2015/10/05(1日目) 【プレゼン・スピーチ】参加者の視点2015/10/06(2日目) 【プレゼン・スピーチ】参加者の視点2015/10/07(3日目) 〇最初に一言の「持ち…

【ブログ・SEO・プレゼン】ブログは誰に書く?+ありがちな落し穴

ブログを書く時、「誰に向けて、何のために書くのか」がとても重要。 特に「お役立ち」の内容を書く場合、初心者向けなのか中級者向け(または上級者向け)なのかで、扱うべき内容も表現も大きく違う。 特に、自分の気づきをベースに記事を書いていると、最…

【プレゼン・スピーチ】参加者の視点2015/10/06(2日目)

先日分の打ち込みが間に合わなかったので(^^;; 別日とまとめることも考えましたが、「1日の研修でもこれだけ思うことがある」という意味でも日ごとにわけて書くことにしました。 ◯スライドで写す資料で、配布資料には入っていないものはスライド右肩に「未配…

【プレゼン・スピーチ・アドバイス・聞く力】「メッセージ」より大切なもの

プレゼンやスピーチに関するアドバイスで、最も大切なのは「”思い”を汲み取る」こと。 「メッセージ」は話し手がよほど慣れた人でないと明確には「伝わって」はこない(例えきちんと言葉にしていても、聞き手に十分には”響かない”ことも多い)。 逆に言うと…

【プレゼン・スピーチ】思い入れは独りよがりの始まり

思い入れが強ければ強いほど、話し手は意図的に聞き手に近づためにより努力が必要。 思い入れ自体は、もちろん話し手としてとても大切なもの。むしろ、思い入れが全くないならそれについて話すべきではないとさえ言える。ただ、どんな人でも無意識に他人に自…

言葉のかけら(自信のなさは誰の”損”?)

提案する時にあまり自信がなさそうだと、相手は「提案」ではなく「自信のない提案」という第一印象で検討する。これではせっかくの提案の真の価値が伝わらず、自分だけではなく相手にとっても大きな損となる。提案するなら、自信を持ってしよう。自信を持て…

【プレゼン・スピーチ】参加者の視点2015/10/07(3日目)

先日に続き、参加者として思ったことをいくつか。新たな気づきから「やっぱり大事だよなあ」ということまで、立場を変えることで見えることも色々ありますね(^ ^) ◎提案への習熟度とその結果を「初級、中級、上級、目指す姿」のすごろくで表すことで、親しみ…

言葉のかけら(背中でも言葉でも)

世の中は「背中を追える」人ばかりではない。自分自身が「背中で語れる」境地に達した後、あえてもう一度口を開き、背中でも言葉でも語れる先達を目指したい※老子本来の「知るものは言わず」の趣旨とは異なると思いますが、私の心がけということで(^^;;

【図解術】足さぬが華、なこともある

図解に慣れてくるとより「凝った」図解を書けるようになり、工夫することで1つの図解で表せることも増えてくる。しかし、それは必ずしもいいこととは限らない。たとえば、この図とこの図なら1つ目の図の方がより多くの情報が図解に込められており、かつマト…

【今日の名言(2015/10/06)】知る者は言わず

「知る者は言わず、言う者は知らず。(中略)其の鋭を挫き、其の紛を解き、其の光を和らげ、其の塵に同ず、是を玄同と謂う」(老子)(本当に知っている人は何も言いません。わかったようなことを言う人はほんとうのところを知っていないのです。(中略)鋭…