【論評・アドバイス・人間関係】アドバイスの”実”にもう一声
(この図の「内容がない」は言われた相手にとって内容に納得感がない、
という意味だと考えてください(実際には全く価値のないアドバイスは
ないと思うので))
他人からのアドバイスを考える時、無意識に
「歯に衣(きぬ)着せないけど実のあるアドバイス」
と「感じはいい(心配りはある)けどあまり内容の
ないアドバイス」の2つで考えてしまいがち。
でも、考えてみればわかるように、「アドバイスの
内容」と「心配り」はお互いに相反するものではありません。
特に「”正論”だけど心配りの足りないアドバイス」は
内容には納得できても、言われた方は感情的には
しこりが残ってしまい、素直に感謝するのが難しいもの。
場合によってはそのしこりが実行の妨げになることも……
もちろん、自分自身がアドバイスを受けた場合は
言い方はさておき内容にまず感謝をする。
でも、自分が他人にアドバイスする時には、
実のあるアドバイスであることはもちろん、
心配りまで行き届いた「気持ちいいアドバイス」を
心がけたいものですね(^^)/
(ただし、これを他の人に要求すると自分自身が
疲れるので、そこは人は人、自分は自分と割り切りましょう(^^;))
●関連
「他人の話を聞く時には、誰が言ったのかを気にしては
ならない。ただその内容だけに集中しなくてはならない」
(ドラッカー)
「聖人は、たとえ自分が心がけていることでも他の人には
要求しないものだ」(淮南子)
●関連記事
yamadakameimemo.hatenablog.com
◆補足
Facebookへの紹介文を転載
【論評・アドバイス・人間関係】アドバイスの”実”にもう一声
ブログを更新しました。先日のコンテストのスピーチを聞いていてふと思ったことを記事にしてみました。
せっかくの”実”のあるアドバイスでも、心配りが足りないと感情的なしこりが残るもの。心配りの”花”を添えて、お互いに気持ちのいいアドバイスにしたいものですね(^^)/